
take a breather
第3章 このままもっと
ふたりが風呂に入っている間に、智くんはツマミの準備をしていた。
俺はその用意されたツマミやグラスをリビングのローテーブルに運んだ。
「遅いね…」
キッチンに戻り智くんから渡されたお皿を受け取る。
「ん?」
智くんが不思議そうな顔をして俺を見た。
「風呂…」
「あ〜、お楽しみ中なんだろ?」
「……やっぱりそういうもん?」
「まぁ、ふたりで入るんだからな。
さっきまでの様子見ればそれなりのことはしてんじゃねぇの?」
「そうだよね…」
やっぱり恋人同士なら当たり前なのか…
恋人のいなかった智くんでさえそう思うんだもんな。
「お?出てきたかな?」
風呂場のドアが開いた音がした。
リビングに戻って来たふたり。
「悪いんだけど、水もらえる?」
潤がニノを支えるようにソファーに歩いてく。
「ニノ?どうしたの?」
「ん〜、ちょっとのぼせた?」
グラスに水を注ぎ急いで持っていった。
「大丈夫?ニノ」
ニノはグラスを受け取りながら苦笑いした。
「ん…大丈夫。ごめんね、心配かけて」
「ニノが謝ることじゃねぇよ。
悪いのは潤だろ?」
俺の後ろから来た智くんが缶ビールをテーブルに置いてラグの上に座った。
「俺だけの責任じゃねぇよ。
カズが可愛いのが悪い」
「惚気かよ…」
「まぁねぇ」
潤がニヤッと笑った。
俺はその用意されたツマミやグラスをリビングのローテーブルに運んだ。
「遅いね…」
キッチンに戻り智くんから渡されたお皿を受け取る。
「ん?」
智くんが不思議そうな顔をして俺を見た。
「風呂…」
「あ〜、お楽しみ中なんだろ?」
「……やっぱりそういうもん?」
「まぁ、ふたりで入るんだからな。
さっきまでの様子見ればそれなりのことはしてんじゃねぇの?」
「そうだよね…」
やっぱり恋人同士なら当たり前なのか…
恋人のいなかった智くんでさえそう思うんだもんな。
「お?出てきたかな?」
風呂場のドアが開いた音がした。
リビングに戻って来たふたり。
「悪いんだけど、水もらえる?」
潤がニノを支えるようにソファーに歩いてく。
「ニノ?どうしたの?」
「ん〜、ちょっとのぼせた?」
グラスに水を注ぎ急いで持っていった。
「大丈夫?ニノ」
ニノはグラスを受け取りながら苦笑いした。
「ん…大丈夫。ごめんね、心配かけて」
「ニノが謝ることじゃねぇよ。
悪いのは潤だろ?」
俺の後ろから来た智くんが缶ビールをテーブルに置いてラグの上に座った。
「俺だけの責任じゃねぇよ。
カズが可愛いのが悪い」
「惚気かよ…」
「まぁねぇ」
潤がニヤッと笑った。
