
take a breather
第22章 Song for me
車の中はラジオも音楽もかかっておらず、静かな空間
「何かかけますか?」
「ん?」
「ラジオでもかけますか?」
「あ〜いいよ、そのままで…
それよかさ、何処かで飯食わない?
俺、家に帰っても何もないんだよね」
智が外食?大丈夫なのか?
ファンとかに見つかったら騒ぎになるんじゃ…
「いつも食事ってどうされてるんですか?」
「外でも食うし、時間があれば自炊する」
「買い物とかご自身で?」
「当たり前じゃん
誰もそんな事してくれないよ」
「そうなんですか…」
「あのさ…翔くんって、何か誤解してない?
俺がファンに見つかったら大騒動になるとか思ってる?」
「違うんですか?」
「違うよぉ。俺、そんなに世間の人に知られてないし」
「でも凄い人気…」
「ん〜、ありがたいことに、歌は知って貰えてるけど
それだって若い人たちだけじゃん…
誰もが知ってるってわけじゃないでしょ
それに俺、テレビとか基本出てないから
顔は殆ど知られてないと思うよ?」
あっ!そうだった…
智はテレビ出演、殆どしてないんだった
「翔くんって大卒でしょ?」
「はい」
「ってことは、22歳?」
「そうです」
「俺、23歳。翔くんとひとつしか変わらないの」
「えっ⁈そうなんですか?」
智のプロフィールは年齢不詳になってた
智本人を見ると、顔は若いんだけど
行動は年寄りっぽいというか…
だから、何歳なのか読めなかった
そこもミステリアスだと思ってたんだけど
俺のひとつ上なのか…
「普通に買い物行くし、普通に外で飯食うし、普通に電車にも乗る
翔くんと同じだよ?
歌を歌うのが好きだから、それを仕事にしてお金稼いでるだけの話」
「何かかけますか?」
「ん?」
「ラジオでもかけますか?」
「あ〜いいよ、そのままで…
それよかさ、何処かで飯食わない?
俺、家に帰っても何もないんだよね」
智が外食?大丈夫なのか?
ファンとかに見つかったら騒ぎになるんじゃ…
「いつも食事ってどうされてるんですか?」
「外でも食うし、時間があれば自炊する」
「買い物とかご自身で?」
「当たり前じゃん
誰もそんな事してくれないよ」
「そうなんですか…」
「あのさ…翔くんって、何か誤解してない?
俺がファンに見つかったら大騒動になるとか思ってる?」
「違うんですか?」
「違うよぉ。俺、そんなに世間の人に知られてないし」
「でも凄い人気…」
「ん〜、ありがたいことに、歌は知って貰えてるけど
それだって若い人たちだけじゃん…
誰もが知ってるってわけじゃないでしょ
それに俺、テレビとか基本出てないから
顔は殆ど知られてないと思うよ?」
あっ!そうだった…
智はテレビ出演、殆どしてないんだった
「翔くんって大卒でしょ?」
「はい」
「ってことは、22歳?」
「そうです」
「俺、23歳。翔くんとひとつしか変わらないの」
「えっ⁈そうなんですか?」
智のプロフィールは年齢不詳になってた
智本人を見ると、顔は若いんだけど
行動は年寄りっぽいというか…
だから、何歳なのか読めなかった
そこもミステリアスだと思ってたんだけど
俺のひとつ上なのか…
「普通に買い物行くし、普通に外で飯食うし、普通に電車にも乗る
翔くんと同じだよ?
歌を歌うのが好きだから、それを仕事にしてお金稼いでるだけの話」
