take a breather
第22章 Song for me
智が俺の事をあの日からずっと思ってくれてた
しかも『神様がくれたチャンス』だなんて…
そんな言われ方されたら、ドキドキするじゃん
智を見ていられなくて、目を逸らした
「翔くん…」
歌う時の優しい声で名前を呼ばれ、ドキッとする
チラッと視線を智に向けると、智の真剣な眼差しとぶつかった
「俺と、お付き合いしてくれる?」
今までの会話の流れでいくと、これは告白ってことだよな
智は俺の事が好き?
でもいいのか?男同士だぞ?
「あ、の…俺…もちろん、大野さんの事は好きです…
でも俺たちまだ知り合ったばかりで
お互いの事、ちゃんと知らない…」
「俺、自分のインスピレーション信じてんだよね」
「でも…事務所的には不味いんじゃ…」
「タレントとマネージャーがいつも一緒にいるのは当たり前なんだから、バレないよ
まぁ、バレたとしても大丈夫だろ」
大丈夫だろって言われても、智の歌手生命に関わることなんだ…
智みたいに、そんな簡単に答えなんて出せない
「悩んでるって事は、付き合ってもいいと思ってるって事だよな?」
人並みの恋愛しかした事ない、ましてや男の人と付き合った事なんて一度もない
芸能人の恋人になるなんて、不安が山積み…
だけど…胸がドキドキするのが止まらない
どうすればいいんだ…俺…
「翔くん…好きだ。俺と付き合って」
ドクンと一際大きく心臓が鳴った
『好き』の種類は違かったけど
好きな人には変わりない訳で…
そんな憧れの人から、真っ直ぐに見つめられ
優しい声で囁かれたら断る事なんて出来ないよ…
「…は、い」
掠れた声でそう答えるのが精一杯だった
しかも『神様がくれたチャンス』だなんて…
そんな言われ方されたら、ドキドキするじゃん
智を見ていられなくて、目を逸らした
「翔くん…」
歌う時の優しい声で名前を呼ばれ、ドキッとする
チラッと視線を智に向けると、智の真剣な眼差しとぶつかった
「俺と、お付き合いしてくれる?」
今までの会話の流れでいくと、これは告白ってことだよな
智は俺の事が好き?
でもいいのか?男同士だぞ?
「あ、の…俺…もちろん、大野さんの事は好きです…
でも俺たちまだ知り合ったばかりで
お互いの事、ちゃんと知らない…」
「俺、自分のインスピレーション信じてんだよね」
「でも…事務所的には不味いんじゃ…」
「タレントとマネージャーがいつも一緒にいるのは当たり前なんだから、バレないよ
まぁ、バレたとしても大丈夫だろ」
大丈夫だろって言われても、智の歌手生命に関わることなんだ…
智みたいに、そんな簡単に答えなんて出せない
「悩んでるって事は、付き合ってもいいと思ってるって事だよな?」
人並みの恋愛しかした事ない、ましてや男の人と付き合った事なんて一度もない
芸能人の恋人になるなんて、不安が山積み…
だけど…胸がドキドキするのが止まらない
どうすればいいんだ…俺…
「翔くん…好きだ。俺と付き合って」
ドクンと一際大きく心臓が鳴った
『好き』の種類は違かったけど
好きな人には変わりない訳で…
そんな憧れの人から、真っ直ぐに見つめられ
優しい声で囁かれたら断る事なんて出来ないよ…
「…は、い」
掠れた声でそう答えるのが精一杯だった