take a breather
第22章 Song for me
車に乗り込みシフトレバーを握ると、その上から智の手が覆う
ドキッとして、智の方を見ると智は安堵の表情を浮かべてた
「智くん?」
「よかった…戻って来てくれて…」
ギュッと握りしめられた手
「うん…俺も、戻って来られてよかった」
安心したら、また涙が溢れそうになる…
「泣くなよ…今泣かれても、抱きしめてやれない」
「ん…」
それはわかってる…今回の件で一番学んだ
外では、細心の注意を払わなきゃ駄目だって事
いつ誰に見られてるかわからない
智と別れない為には、マネージャーとして完璧に振る舞わなきゃ
「早くウチに帰ろ?
帰ったら好きなだけ泣かせてやる」
「そんな泣かないし…
ってか、泣かせないでよ」
「俺が泣かせてるの?」
「そうだよ…俺はいつでも智くんに泣かされてるの」
歌を聴いただけでも、手を握られただけでも、相手が智だから泣いちゃうんだ…
「ん〜…俺が悪いのか…
ある意味、啼かせてはいるけど…」
智が少し納得いかなそうに首を傾げる
「へっ、変な事言ってないで、もう帰るよっ」
溢れそうになってた涙も引っ込んだわ…
「ふふっ…翔ってば、顔紅い〜
期待にお応えして、帰ったらいっぱい啼かせてあげるね?
明日はオフだし?」
楽しそうに笑う智…
「ばか…」
そんな事言われたら、それだけで体が疼いちゃうじゃん…
ドキッとして、智の方を見ると智は安堵の表情を浮かべてた
「智くん?」
「よかった…戻って来てくれて…」
ギュッと握りしめられた手
「うん…俺も、戻って来られてよかった」
安心したら、また涙が溢れそうになる…
「泣くなよ…今泣かれても、抱きしめてやれない」
「ん…」
それはわかってる…今回の件で一番学んだ
外では、細心の注意を払わなきゃ駄目だって事
いつ誰に見られてるかわからない
智と別れない為には、マネージャーとして完璧に振る舞わなきゃ
「早くウチに帰ろ?
帰ったら好きなだけ泣かせてやる」
「そんな泣かないし…
ってか、泣かせないでよ」
「俺が泣かせてるの?」
「そうだよ…俺はいつでも智くんに泣かされてるの」
歌を聴いただけでも、手を握られただけでも、相手が智だから泣いちゃうんだ…
「ん〜…俺が悪いのか…
ある意味、啼かせてはいるけど…」
智が少し納得いかなそうに首を傾げる
「へっ、変な事言ってないで、もう帰るよっ」
溢れそうになってた涙も引っ込んだわ…
「ふふっ…翔ってば、顔紅い〜
期待にお応えして、帰ったらいっぱい啼かせてあげるね?
明日はオフだし?」
楽しそうに笑う智…
「ばか…」
そんな事言われたら、それだけで体が疼いちゃうじゃん…