take a breather
第23章 証
「ありがとうございます」
唖然としながらもお礼を言う翔
「あの時はさ、ブルーを育てる為に同居を始めたからバタバタしてて
翔がここに越して来たお祝いしなかったんだよな」
「そんな事、気にもしていませんでした」
「だろうな、お前の事だから…
俺に何かして欲しいとか思わないんだろ?」
思っていても、きっと自分の欲求を自分から口にする事はない
だから、俺が思った事は全部してやりたい
今日のお祝いもその一つ
「夜メシはお子さまランチだから
楽しみにしてろよ?」
「はいっ」
満面の笑みで返事をする
ほらな
自分からは言えないけど、して貰えて嬉しい時は素直に感情を出すんだからわかりやすい
「おまたせ」
翔の為のお子さまランチ
ナポリタンではなく、オムライスをメインに作った
「おいしそう〜」
目をキラキラと輝かせている
昨日、ニノの店でお子さまランチを見ていた時以上の目の輝きに満足
「あっ!この旗、ブルーだっ」
オムライスの上に立てた旗は、俺お手製のブルーの似顔絵入り
「わかった?」
「わかりますよっ、凄い似てるっ」
黒猫なんだから、黒色に染めればそれなりに見えると思うんだけど
翔がそう思ってくれるなら、それでいいか
「それじゃあ、乾杯しよ?」
「はいっ」
シャンパングラスを翔に向けて掲げる
「「乾杯」」
チンっとグラスを合わせ、シャンパンをひとくち口に含む
「おいしいっ」
「うん、うまっ」
「オムライスもおいし〜っ」
「デザートもちゃんとあるからな?」
「はいっ、ありがとうございますっ」
終始笑顔で終わった食卓
そして翔が風呂に入ってる間に
本日最後となる俺からの贈り物を用意した…
唖然としながらもお礼を言う翔
「あの時はさ、ブルーを育てる為に同居を始めたからバタバタしてて
翔がここに越して来たお祝いしなかったんだよな」
「そんな事、気にもしていませんでした」
「だろうな、お前の事だから…
俺に何かして欲しいとか思わないんだろ?」
思っていても、きっと自分の欲求を自分から口にする事はない
だから、俺が思った事は全部してやりたい
今日のお祝いもその一つ
「夜メシはお子さまランチだから
楽しみにしてろよ?」
「はいっ」
満面の笑みで返事をする
ほらな
自分からは言えないけど、して貰えて嬉しい時は素直に感情を出すんだからわかりやすい
「おまたせ」
翔の為のお子さまランチ
ナポリタンではなく、オムライスをメインに作った
「おいしそう〜」
目をキラキラと輝かせている
昨日、ニノの店でお子さまランチを見ていた時以上の目の輝きに満足
「あっ!この旗、ブルーだっ」
オムライスの上に立てた旗は、俺お手製のブルーの似顔絵入り
「わかった?」
「わかりますよっ、凄い似てるっ」
黒猫なんだから、黒色に染めればそれなりに見えると思うんだけど
翔がそう思ってくれるなら、それでいいか
「それじゃあ、乾杯しよ?」
「はいっ」
シャンパングラスを翔に向けて掲げる
「「乾杯」」
チンっとグラスを合わせ、シャンパンをひとくち口に含む
「おいしいっ」
「うん、うまっ」
「オムライスもおいし〜っ」
「デザートもちゃんとあるからな?」
「はいっ、ありがとうございますっ」
終始笑顔で終わった食卓
そして翔が風呂に入ってる間に
本日最後となる俺からの贈り物を用意した…