
take a breather
第24章 むかえに行くよ
クローバーを渡したくらいじゃ、翔くんに対する罪悪感は消えない
言葉少なに相葉ちゃんの家に向かった
その間も翔くんは、指で摘んだ四つ葉のクローバーをクルクルと動かし、見つめてる
そんな翔くんを見てると、少し胸が痛んだ
家のインターフォンを鳴らすと、勢いよくドアを開け放った相葉ちゃん
「よっ」
「いらっしゃいっ、ふたりとも」
「こんにちは、今日はよろしくね」
翔くんは、先程の出来事がなかったかのように
いつも通りの笑顔で相葉ちゃんに挨拶する
「ようこそ我が家へ!
さっ、上がって上がって!」
「お邪魔します」
「お邪魔しま〜す」
靴を脱ぎ、家に上がる
「飲み物入れてくから、先に部屋に行ってて」
「ん、わかった」
何度も来ている相葉ちゃんの家
勝手知ったるで、階段を昇り二階にある相葉ちゃんの部屋に向かった
部屋のドアを開けると、そこには既にニノの姿が…
「いらっしゃい」
「こんにちは、ニノくん」
「なんだニノ、もう来てたのか」
「ん…昨日から泊まってる」
「昨日から?」
「そ…相葉さんにゲームの相手して貰ってた」
「大変だな、相葉ちゃんも…」
「そう?喜んでくれてると思うけど?」
ふふっ、と笑ったニノ
あ〜、やっぱコイツわかってんだ
相葉ちゃんがニノの事好きだってこと
そんでもって知らない振りしてんだよな…
それって、友達としてしか付き合う気は無いって事なのかな
相葉ちゃんの気持ちを聞きたいと思ってたけど
今の俺は、ニノがどう考えているのか知りたい
友達だと思っていた人に、想いを寄せられてるとわかったら
その後、どう接してあげるのが良いんだろう…
言葉少なに相葉ちゃんの家に向かった
その間も翔くんは、指で摘んだ四つ葉のクローバーをクルクルと動かし、見つめてる
そんな翔くんを見てると、少し胸が痛んだ
家のインターフォンを鳴らすと、勢いよくドアを開け放った相葉ちゃん
「よっ」
「いらっしゃいっ、ふたりとも」
「こんにちは、今日はよろしくね」
翔くんは、先程の出来事がなかったかのように
いつも通りの笑顔で相葉ちゃんに挨拶する
「ようこそ我が家へ!
さっ、上がって上がって!」
「お邪魔します」
「お邪魔しま〜す」
靴を脱ぎ、家に上がる
「飲み物入れてくから、先に部屋に行ってて」
「ん、わかった」
何度も来ている相葉ちゃんの家
勝手知ったるで、階段を昇り二階にある相葉ちゃんの部屋に向かった
部屋のドアを開けると、そこには既にニノの姿が…
「いらっしゃい」
「こんにちは、ニノくん」
「なんだニノ、もう来てたのか」
「ん…昨日から泊まってる」
「昨日から?」
「そ…相葉さんにゲームの相手して貰ってた」
「大変だな、相葉ちゃんも…」
「そう?喜んでくれてると思うけど?」
ふふっ、と笑ったニノ
あ〜、やっぱコイツわかってんだ
相葉ちゃんがニノの事好きだってこと
そんでもって知らない振りしてんだよな…
それって、友達としてしか付き合う気は無いって事なのかな
相葉ちゃんの気持ちを聞きたいと思ってたけど
今の俺は、ニノがどう考えているのか知りたい
友達だと思っていた人に、想いを寄せられてるとわかったら
その後、どう接してあげるのが良いんだろう…
