
take a breather
第24章 むかえに行くよ
3人が出て行き、部屋にはニノとふたりきり…
ちょうど良い機会だ
相葉ちゃんの事、聞いてみっかな…
「なぁ、ニノ…」
「ん〜?」
トランプをシャッフルしながら俺を見る
「ニノはさぁ…相葉ちゃんの事、どう思ってんだ?」
「どうって?」
「気付いてんだろ?
相葉ちゃんが、お前の事どう思ってんのか」
「まぁねぇ…あんなに分かりやすくされたら、嫌でもわかっちゃうよね…」
少し困ったような表情を見せる
「迷惑なのか?相葉ちゃんの気持ち…」
「んー…そうでもないから困ってる…」
ニノはトランプを切る手を止めた
「困ってるって、何に?」
「俺…別に男の人が好きとかじゃないのよ
一応恋愛対象は女の子だったわけさ
でもね、相葉さんの真っ直ぐな目とか、態度とかで来られると、悪い気はしないって言うか
情が湧いちゃうんだよね…」
「なら、付き合うのか?」
「どうだろ…それはわかんない…」
「なんで?悪い気はしないんだろ?」
「そうだけど…そもそも、相葉さんに告白されてないから
相葉さんの気持ちはわかってるけど
相葉さんがどこまで考えているのかわからないじゃん
相葉さんが友達のままで良いと思ってるなら
友達のままでいた方がいいんだよ、きっと…」
視線を伏せ、そう話すニノ…
好きだけど
男同士の場合、それだけじゃ先に進めないって事か…
世間的な目もあるし
男が男を好きになるって、女の子を好きになるより難しい事なんだ
きっと翔くんも俺じゃなく
素敵な女の子と付き合った方がしあわせになれる
翔くんほどの素敵な人が
敢えて俺なんかを選ぶ必要なんてないんだ
ちょうど良い機会だ
相葉ちゃんの事、聞いてみっかな…
「なぁ、ニノ…」
「ん〜?」
トランプをシャッフルしながら俺を見る
「ニノはさぁ…相葉ちゃんの事、どう思ってんだ?」
「どうって?」
「気付いてんだろ?
相葉ちゃんが、お前の事どう思ってんのか」
「まぁねぇ…あんなに分かりやすくされたら、嫌でもわかっちゃうよね…」
少し困ったような表情を見せる
「迷惑なのか?相葉ちゃんの気持ち…」
「んー…そうでもないから困ってる…」
ニノはトランプを切る手を止めた
「困ってるって、何に?」
「俺…別に男の人が好きとかじゃないのよ
一応恋愛対象は女の子だったわけさ
でもね、相葉さんの真っ直ぐな目とか、態度とかで来られると、悪い気はしないって言うか
情が湧いちゃうんだよね…」
「なら、付き合うのか?」
「どうだろ…それはわかんない…」
「なんで?悪い気はしないんだろ?」
「そうだけど…そもそも、相葉さんに告白されてないから
相葉さんの気持ちはわかってるけど
相葉さんがどこまで考えているのかわからないじゃん
相葉さんが友達のままで良いと思ってるなら
友達のままでいた方がいいんだよ、きっと…」
視線を伏せ、そう話すニノ…
好きだけど
男同士の場合、それだけじゃ先に進めないって事か…
世間的な目もあるし
男が男を好きになるって、女の子を好きになるより難しい事なんだ
きっと翔くんも俺じゃなく
素敵な女の子と付き合った方がしあわせになれる
翔くんほどの素敵な人が
敢えて俺なんかを選ぶ必要なんてないんだ
