
take a breather
第24章 むかえに行くよ
「ほんとだっ、気持ちいい〜」
何度もすりすりと手を動かす
さっきの松潤と同じ距離なのに
相葉ちゃんに対してはヒヤヒヤしない…
いや…別の意味でのヒヤヒヤが…
翔くんと相葉ちゃんの向こう側に
ジトっとした目でふたりを見ているニノの姿…
大丈夫か?相葉ちゃん
ニノの視線に気付いてるか?
「全身で触れたら、もっと気持ちいいんだろうねっ」
その言葉の意味は『着てみたら』って事なのは、この場にいる誰もがわかっている…
わかってはいるけど
取りようによっては『抱きしめて、全身で触れたら』と聞こえなくもない
そうなると、面白くないと思ってしまう人間がいるんだよなぁ…
その事に、早く気付いてくれ…相葉ちゃん
「そんなに気持ちいいなら、全身で触れさせて貰らえよ」
「え…?あ“…」
いつもより低めのニノの声に
ようやく相葉ちゃんがニノを見た
相葉ちゃんを見るニノの視線の冷たいこと…
こんな暑い日なのに、部屋の空気が一瞬凍ったわ
「あ〜あ、またやっちゃった」
松潤が呆れ気味に笑うけど
本当に深い意味はないんだよな、相葉ちゃんの場合
思った事を口にしただけの事なんだから
ニノだって、わかってる…
それでも面白くないと思ってしまうのが、恋ってやつなんだろうな
「ニノちゃんっ、ごめん!」
「謝るなよ。俺なんて、古びたヨレヨレのTシャツだもんな?
触れたって、どうせ気持ち良くないですよ〜だっ」
プイッとそっぽを向いてしまった…
そこから相葉ちゃんは、ひたすらニノのご機嫌取り
途中からニノは楽しみ出してたけど
余裕のない相葉ちゃんには、その事に気付く事は出来ず
寝る間際まで、ニノに謝罪し続けた
何度もすりすりと手を動かす
さっきの松潤と同じ距離なのに
相葉ちゃんに対してはヒヤヒヤしない…
いや…別の意味でのヒヤヒヤが…
翔くんと相葉ちゃんの向こう側に
ジトっとした目でふたりを見ているニノの姿…
大丈夫か?相葉ちゃん
ニノの視線に気付いてるか?
「全身で触れたら、もっと気持ちいいんだろうねっ」
その言葉の意味は『着てみたら』って事なのは、この場にいる誰もがわかっている…
わかってはいるけど
取りようによっては『抱きしめて、全身で触れたら』と聞こえなくもない
そうなると、面白くないと思ってしまう人間がいるんだよなぁ…
その事に、早く気付いてくれ…相葉ちゃん
「そんなに気持ちいいなら、全身で触れさせて貰らえよ」
「え…?あ“…」
いつもより低めのニノの声に
ようやく相葉ちゃんがニノを見た
相葉ちゃんを見るニノの視線の冷たいこと…
こんな暑い日なのに、部屋の空気が一瞬凍ったわ
「あ〜あ、またやっちゃった」
松潤が呆れ気味に笑うけど
本当に深い意味はないんだよな、相葉ちゃんの場合
思った事を口にしただけの事なんだから
ニノだって、わかってる…
それでも面白くないと思ってしまうのが、恋ってやつなんだろうな
「ニノちゃんっ、ごめん!」
「謝るなよ。俺なんて、古びたヨレヨレのTシャツだもんな?
触れたって、どうせ気持ち良くないですよ〜だっ」
プイッとそっぽを向いてしまった…
そこから相葉ちゃんは、ひたすらニノのご機嫌取り
途中からニノは楽しみ出してたけど
余裕のない相葉ちゃんには、その事に気付く事は出来ず
寝る間際まで、ニノに謝罪し続けた
