take a breather
第24章 むかえに行くよ
「ぐえっ!」
夜中に体に衝撃を受け、目が覚めた
何事かと起き上がろうとするが、それもできない
薄暗い中、目が慣れて来ると
何が起こったのかがわかった…
俺の隣に寝ていた筈の翔くんが
何故か真逆を向いて、大の字で寝てるんだけど
その翔くんの脚が、俺の腹から胸にかけて乗っていた
翔くんを起こさないように、そっと脚を退かす
天使のような寝顔で、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている翔くん…
この寝顔だけ見たら
寝相の悪さは想像できないな
この狭い空間で、どうやって真逆を向いたんだ?
動画を撮って、検証したいくらいだ
また脚を乗せられる事を警戒し
翔くんの頭の方に枕を移動させて、横になった
顔だけ翔くんの方を向き、翔くんの様子を伺い見る
翔くんは、口をムニャムニャと動かし、微笑んだ
楽しい夢、見てんのかな…
「ん…」
小さな声と共に、寝返りを打った翔くん
「え…ちょ…翔くん…」
翔くんが、俺の方を向いたかと思ったら
抱き枕のように、抱え込まれてしまった…
どうすんだ、これ⁈
翔くんの腕を退けたいんだけど
俺の腕ごとホールドされてしまい、上手く動かせない
下手に動くと、翔くんを起こしてしまう可能性が…
肩口には翔くんの可愛い寝顔
起こしたくないよなぁ…
ま、いっか…このままで…
その方が、俺もいい夢を見られそうだ
夜中に体に衝撃を受け、目が覚めた
何事かと起き上がろうとするが、それもできない
薄暗い中、目が慣れて来ると
何が起こったのかがわかった…
俺の隣に寝ていた筈の翔くんが
何故か真逆を向いて、大の字で寝てるんだけど
その翔くんの脚が、俺の腹から胸にかけて乗っていた
翔くんを起こさないように、そっと脚を退かす
天使のような寝顔で、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている翔くん…
この寝顔だけ見たら
寝相の悪さは想像できないな
この狭い空間で、どうやって真逆を向いたんだ?
動画を撮って、検証したいくらいだ
また脚を乗せられる事を警戒し
翔くんの頭の方に枕を移動させて、横になった
顔だけ翔くんの方を向き、翔くんの様子を伺い見る
翔くんは、口をムニャムニャと動かし、微笑んだ
楽しい夢、見てんのかな…
「ん…」
小さな声と共に、寝返りを打った翔くん
「え…ちょ…翔くん…」
翔くんが、俺の方を向いたかと思ったら
抱き枕のように、抱え込まれてしまった…
どうすんだ、これ⁈
翔くんの腕を退けたいんだけど
俺の腕ごとホールドされてしまい、上手く動かせない
下手に動くと、翔くんを起こしてしまう可能性が…
肩口には翔くんの可愛い寝顔
起こしたくないよなぁ…
ま、いっか…このままで…
その方が、俺もいい夢を見られそうだ