take a breather
第24章 むかえに行くよ
「櫻井くんも起こしちゃった?ごめんね?」
「ううん、大丈夫…」
翔くんが起き上がったから、俺も体を起こした
「おはよ翔ちゃん、よく眠れた?」
「お前…床の上で『よく眠れた』はないだろ…」
ニノが的確なツッコミを入れる
「あ、そっか、そうだよね、テヘッ」
ニノと相葉ちゃんのやり取りを見て、翔くんがニコッと笑う
「みんな、ありがとね」
「え、なにが?」
急な翔くんのお礼に、相葉ちゃんがキョトンとする
「色々…昨日も楽しませて貰ったし
今も、僕の為に智くんを説得しようとしてくれた…
でも、もういいんだ…」
「いいって、何が?」
「僕ね、もう智くんに振られてるから…
昨夜は最後の我儘で、智くんに甘えさせて貰っただけ…
だから、もう十分だよ」
翔くんは、しあわせそうに微笑んだ
「えっ⁈智。お前、翔くんの事振ったの?」
松潤が驚いた顔で俺を見る
ハッキリと言葉にしてはいないけど
あれじゃ振られたと思われても仕方ない
でも、子供の頃の思い出を殆ど覚えていないのに
あの場合、どう答えるのが正解なんだ?
「振ったとかじゃないよ…
翔くんの事と、昔した約束の事を忘れてただけで…」
「どういう事だ?」
「子供の頃、僕たち遊んだ事があって
僕はその事をずっと覚えていたんだけど
智くんの記憶には残っていなかった…
だからね?その時した約束も無しって事」
「子供の時にした約束は無しでも
翔くんを振る必要はないだろ?」
「だから、振ってないって…」
「じゃあ、お付き合いする?」
相葉ちゃんが、ワクワクの目で俺を見る
「いや…それは…」
翔くんの為には、俺じゃない方がいいんじゃ…
「みんな、智くんを追い詰めないで?
智くんが困ってる
僕、智くんを困らせたくない…」
「翔くん…」
こんなに優しくて、可愛い人が俺を選ぶなんて…
やっぱり間違ってるよ
「ううん、大丈夫…」
翔くんが起き上がったから、俺も体を起こした
「おはよ翔ちゃん、よく眠れた?」
「お前…床の上で『よく眠れた』はないだろ…」
ニノが的確なツッコミを入れる
「あ、そっか、そうだよね、テヘッ」
ニノと相葉ちゃんのやり取りを見て、翔くんがニコッと笑う
「みんな、ありがとね」
「え、なにが?」
急な翔くんのお礼に、相葉ちゃんがキョトンとする
「色々…昨日も楽しませて貰ったし
今も、僕の為に智くんを説得しようとしてくれた…
でも、もういいんだ…」
「いいって、何が?」
「僕ね、もう智くんに振られてるから…
昨夜は最後の我儘で、智くんに甘えさせて貰っただけ…
だから、もう十分だよ」
翔くんは、しあわせそうに微笑んだ
「えっ⁈智。お前、翔くんの事振ったの?」
松潤が驚いた顔で俺を見る
ハッキリと言葉にしてはいないけど
あれじゃ振られたと思われても仕方ない
でも、子供の頃の思い出を殆ど覚えていないのに
あの場合、どう答えるのが正解なんだ?
「振ったとかじゃないよ…
翔くんの事と、昔した約束の事を忘れてただけで…」
「どういう事だ?」
「子供の頃、僕たち遊んだ事があって
僕はその事をずっと覚えていたんだけど
智くんの記憶には残っていなかった…
だからね?その時した約束も無しって事」
「子供の時にした約束は無しでも
翔くんを振る必要はないだろ?」
「だから、振ってないって…」
「じゃあ、お付き合いする?」
相葉ちゃんが、ワクワクの目で俺を見る
「いや…それは…」
翔くんの為には、俺じゃない方がいいんじゃ…
「みんな、智くんを追い詰めないで?
智くんが困ってる
僕、智くんを困らせたくない…」
「翔くん…」
こんなに優しくて、可愛い人が俺を選ぶなんて…
やっぱり間違ってるよ