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take a breather

第25章 P・A・R・A・D・O・X

貪るようなキスに変わった頃には、智の指は俺のナカに入り込んでいた

入口付近でグルグルと指を回す

「んぁっ…」

違和感の中に僅かに感じたのは快感?

「指、増やすね」

そう言って引き抜かれる指…

「はっ…あ、ん…」

気持ち、イイ…

指が2本に増やされて、少し苦しさが増す
ナカをグリグリと擦られると体がピクっと身動いだ

「あっ…い…」

「痛い?」

心配そうな智の声に少しだけ瞼を開く
そこには、やはり心配そうな智の顔

「あ…ううん…気持ちイイ…」

心配させたくなくてそう告げたのに
智はニヤッと笑ったかと思ったら

「翔…エロい…」

エロいってなんだよっ
事実を報告しただけなのに…

「って…あぁっっ…」

またも反論する前に、指を奥に進められグリグリされた

さっきよりも強い快感…

「あ…ふっ…」

「翔…優秀だね?ほら、もう3本入っちゃうよ?」

再び抜かれた指が3本に増える

「くぁっ…」

今までとは種類の違う声
智の指の動きが止まった…

「キツイか?」

苦しい…けど、それでも快感は伴う

「だ、じょぶ…つづけて…」

「ん…少しずついくな?」

控えめに動き出した指…
ゆっくりと押し拡げられていく

しばらくすると苦しさがいくらか落ち着いた

「どう?まだキツイ?」

「だいぶ楽…」

そう答えるとグリグリしながら奥へと進んでいく

「あっ…さとしっ!それはだめ、かもっ…」

刺激が強い

「なんで?俺の指、締め付けて来てるけど?」

「ふにゃっ!」

智の指がグイッとナカを押すと、腰が飛び跳ねた

「ふふっ…可愛い…」

どこが⁈あんな変な声出したのに?

「あっ…おねがっ…やめっ…」

ゾクゾクが止まらないっ

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