take a breather
第1章 Now or Never
「褒めてるつもりはないけど、それだけ翔くんが魅力的ってことだよ」
そう言うと、翔くんの頬が紅く染まった。
「だから…それが褒めすぎ、なんだって。俺、そんな魅力ないし」
「何言ってんの!翔くんに魅力がなかったらこの世の中の人、みんな魅力がないってことになるよ!」
翔くんは頬に手を当て俯いた。
「智くん…もういい…」
「あ…」
本人の前でつい力説しちゃったよ。
「あのね…俺からすれば…智くんの方がずーっと魅力的な人だと思うよ?」
俯いたまま翔くんが小さな声で呟いた。
「へ?俺?」
少しだけ顔を上げた翔くんの頬は真っ赤に染まっていた。
「うん…と〜っても魅力的だよ?絵は上手だし、面白いし…なによりも、優しい」
にこっと笑ったキミの笑顔こそ優しさが溢れてる。
「翔くん…」
「ん?」
微笑みながら小首を傾げる翔くんは、俺にとってはもはや女神にしか見えない。
「絵、描いていい?」
今のこの翔くんを描き残したい。
「あ、うん。いいよ?俺、どうすればいい?」
「ちょっと時間掛かるから、翔くんが好きなように座っていいよ?」
「うん」
頷いた翔くんは、正座を崩し、足を抱えて体育座りに座り直した。
「じゃあ、よろしく」
「こちらこそ…」
そこからは無心で翔くんを描き写した。
そう言うと、翔くんの頬が紅く染まった。
「だから…それが褒めすぎ、なんだって。俺、そんな魅力ないし」
「何言ってんの!翔くんに魅力がなかったらこの世の中の人、みんな魅力がないってことになるよ!」
翔くんは頬に手を当て俯いた。
「智くん…もういい…」
「あ…」
本人の前でつい力説しちゃったよ。
「あのね…俺からすれば…智くんの方がずーっと魅力的な人だと思うよ?」
俯いたまま翔くんが小さな声で呟いた。
「へ?俺?」
少しだけ顔を上げた翔くんの頬は真っ赤に染まっていた。
「うん…と〜っても魅力的だよ?絵は上手だし、面白いし…なによりも、優しい」
にこっと笑ったキミの笑顔こそ優しさが溢れてる。
「翔くん…」
「ん?」
微笑みながら小首を傾げる翔くんは、俺にとってはもはや女神にしか見えない。
「絵、描いていい?」
今のこの翔くんを描き残したい。
「あ、うん。いいよ?俺、どうすればいい?」
「ちょっと時間掛かるから、翔くんが好きなように座っていいよ?」
「うん」
頷いた翔くんは、正座を崩し、足を抱えて体育座りに座り直した。
「じゃあ、よろしく」
「こちらこそ…」
そこからは無心で翔くんを描き写した。