take a breather
第4章 途中下車
オムライスを食べ終わり、食後のコーヒーを飲んでる時に疑問に思っていた事を聞いてみた。
「あの、大野さん…」
「ん、なに?」
「なんで…俺のことパートナーに選んだんですか?」
「え?なんでって?」
「元の課の松岡課長が『大野のからのリクエストだから行ってくれ』って
だから、なんで俺なのかな、って」
「はぁ〜、松兄のヤツ…」
大野さんは持っていたコーヒーカップを置くと軽く溜息を吐いた
「松兄?」
「あぁ、松岡課長のことな。
松兄とは実家が近くてさ、子供の頃から面倒見て貰ってたんだよ
ここで働いてるのは知らなかったから、同じ職場になったのはたまたまなんだけど、入社して2年間はあの人の下で働いてた
俺に仕事の基本教えてくれたのはあの人だよ」
「そうだったんですね」
「でもさ、俺、パソコンだけは覚えが悪くて、今でも得意じゃないの
だから申し訳ないんだけどいつも一緒に仕事する奴に任せちゃうんだ」
「なんか意外です…大野さんなんでも出来そうなんで」
「俺、そんな優秀な人間じゃないから」
謙遜なのか本心なのか…
どちらにしてもあれだけ仕事が出来てもそんな風に言ってしまう大野さんはカッコいい
「大野さんが優秀じゃなかったら、俺なんて下の下です」
「お前は十分優秀だよ
さっきだって櫻井のおかげで早く仕事が終わったって言っただろ?
俺がやってたら一日掛かっても終わらなかった」
大野さんが苦笑いをした
「松兄は俺がパソコン苦手なの知ってるから『誰かいいのいたら回して』って言ってあったの」
「それが俺?」
「そ、ピカイチの回すんだから可愛がってくれよって」
「あの、大野さん…」
「ん、なに?」
「なんで…俺のことパートナーに選んだんですか?」
「え?なんでって?」
「元の課の松岡課長が『大野のからのリクエストだから行ってくれ』って
だから、なんで俺なのかな、って」
「はぁ〜、松兄のヤツ…」
大野さんは持っていたコーヒーカップを置くと軽く溜息を吐いた
「松兄?」
「あぁ、松岡課長のことな。
松兄とは実家が近くてさ、子供の頃から面倒見て貰ってたんだよ
ここで働いてるのは知らなかったから、同じ職場になったのはたまたまなんだけど、入社して2年間はあの人の下で働いてた
俺に仕事の基本教えてくれたのはあの人だよ」
「そうだったんですね」
「でもさ、俺、パソコンだけは覚えが悪くて、今でも得意じゃないの
だから申し訳ないんだけどいつも一緒に仕事する奴に任せちゃうんだ」
「なんか意外です…大野さんなんでも出来そうなんで」
「俺、そんな優秀な人間じゃないから」
謙遜なのか本心なのか…
どちらにしてもあれだけ仕事が出来てもそんな風に言ってしまう大野さんはカッコいい
「大野さんが優秀じゃなかったら、俺なんて下の下です」
「お前は十分優秀だよ
さっきだって櫻井のおかげで早く仕事が終わったって言っただろ?
俺がやってたら一日掛かっても終わらなかった」
大野さんが苦笑いをした
「松兄は俺がパソコン苦手なの知ってるから『誰かいいのいたら回して』って言ってあったの」
「それが俺?」
「そ、ピカイチの回すんだから可愛がってくれよって」