take a breather
第27章 Turning Up
「櫻井翔です。よろしくお願いします」
そう挨拶して、思いっきり頭を下げた櫻井翔くん
真面目な好青年…益々タイプかも
「翔。名乗るのは下の名前だけでいいって言ってるだろ?
ホストが本名をフルネームで伝える必要はないから」
潤くんが優しく微笑み指摘すると、翔くんは顔を真っ赤に染めた
「すっ、すみませんっ
まだ下の名前だけの自己紹介に慣れなくて…」
「ははっ、いいんだよ。まだ2日目だもんな
少しずつ覚えていけばいいから」
「はい…」
「ほら、そっち座って」
潤くんはニノの隣に座り、翔くんに僕の隣に座るように指示を出す
「し、失礼します」
緊張気味の翔くんがぎこちなく椅子に腰を下ろす
座った姿勢は背筋がピシッと伸びていて、両手は軽く握り膝の上に…
まるで就職の面接でも受けてるみたい
「ねぇ、潤くん
もしかしてこの子、潤くんのお気に入り?」
「ん?あぁ、まあな…可愛いだろ?」
「可愛いけど…」
ニノが唇を尖らせる
潤くんのお気に入りというのが気に入らないのかな
「ヤキモチか、和」
「そっ、そんなんじゃないよっ」
潤くんがニノの肩に腕を回し抱き寄せる
「安心しろ。翔は、あくまでも後輩として可愛がってるだけだから
和の可愛さとは別のものだよ?」
「潤くん…」
うっとりと潤くんを見つめるニノ
僕だったら鳥肌もんだけどね
あんなセリフを照れずに言われたら
そう挨拶して、思いっきり頭を下げた櫻井翔くん
真面目な好青年…益々タイプかも
「翔。名乗るのは下の名前だけでいいって言ってるだろ?
ホストが本名をフルネームで伝える必要はないから」
潤くんが優しく微笑み指摘すると、翔くんは顔を真っ赤に染めた
「すっ、すみませんっ
まだ下の名前だけの自己紹介に慣れなくて…」
「ははっ、いいんだよ。まだ2日目だもんな
少しずつ覚えていけばいいから」
「はい…」
「ほら、そっち座って」
潤くんはニノの隣に座り、翔くんに僕の隣に座るように指示を出す
「し、失礼します」
緊張気味の翔くんがぎこちなく椅子に腰を下ろす
座った姿勢は背筋がピシッと伸びていて、両手は軽く握り膝の上に…
まるで就職の面接でも受けてるみたい
「ねぇ、潤くん
もしかしてこの子、潤くんのお気に入り?」
「ん?あぁ、まあな…可愛いだろ?」
「可愛いけど…」
ニノが唇を尖らせる
潤くんのお気に入りというのが気に入らないのかな
「ヤキモチか、和」
「そっ、そんなんじゃないよっ」
潤くんがニノの肩に腕を回し抱き寄せる
「安心しろ。翔は、あくまでも後輩として可愛がってるだけだから
和の可愛さとは別のものだよ?」
「潤くん…」
うっとりと潤くんを見つめるニノ
僕だったら鳥肌もんだけどね
あんなセリフを照れずに言われたら