take a breather
第4章 途中下車
「店、俺の行きつけの所でいいかな?」
「はい、お任せします」
昼もそうだけど、夜も行きつけの店に連れて行って貰えるんだ
大野さんのプライベートの姿を見ることが出来て嬉しいな。
連れて来て貰ったのは昼間の『Ninomiya』同様、小さな店構えの『家庭料理 じゅん』
「いらっしゃい…って、智さんか」
カウンターの中に立つ顔の濃い男性が笑顔で迎えてくれた
「俺じゃ悪いか」
「いえいえ、どうぞ…
あれ?今日はお連れさんがいるの?」
「あぁ、会社の後輩の櫻井。
櫻井、これ俺の高校の時の後輩で松本潤
ここの店主な」
大野さんが親指で彼を指差した
「智さんの後輩さんね
よろしく櫻井さん、潤って呼んで?」
松本さんが手を差し出してきたからその手を握った
「よろしくお願いします、潤さん」
「それにしても珍しいよね?智さんが人を連れてくるの」
「そうだっけ?」
「そうだよ、初めてじゃない?
で?席どうする?カウンター?それともテーブル?」
「今日はテーブルにする」
「だろうね…そんな美人さんとだったら俺だって向かい合って座りたい」
美人さんって俺?
大野さんの知り合いは目が悪い?
二宮さんに続き潤さんまで…
「お前には座らせねぇよ?
何されるかわかったもんじゃない」
「え〜、俺紳士ですけど?」
「よく平気でそんな嘘つけるな?」
「ははっ、バレたか…
でも、さすがに智さんの連れには手は出さないよ」
「当たり前だ。ってかその前に出させねぇし」
潤さんの目が少し見開いた
「へぇ〜、そういうこと」
「そういうことだよ」
どういうこと?
「はい、お任せします」
昼もそうだけど、夜も行きつけの店に連れて行って貰えるんだ
大野さんのプライベートの姿を見ることが出来て嬉しいな。
連れて来て貰ったのは昼間の『Ninomiya』同様、小さな店構えの『家庭料理 じゅん』
「いらっしゃい…って、智さんか」
カウンターの中に立つ顔の濃い男性が笑顔で迎えてくれた
「俺じゃ悪いか」
「いえいえ、どうぞ…
あれ?今日はお連れさんがいるの?」
「あぁ、会社の後輩の櫻井。
櫻井、これ俺の高校の時の後輩で松本潤
ここの店主な」
大野さんが親指で彼を指差した
「智さんの後輩さんね
よろしく櫻井さん、潤って呼んで?」
松本さんが手を差し出してきたからその手を握った
「よろしくお願いします、潤さん」
「それにしても珍しいよね?智さんが人を連れてくるの」
「そうだっけ?」
「そうだよ、初めてじゃない?
で?席どうする?カウンター?それともテーブル?」
「今日はテーブルにする」
「だろうね…そんな美人さんとだったら俺だって向かい合って座りたい」
美人さんって俺?
大野さんの知り合いは目が悪い?
二宮さんに続き潤さんまで…
「お前には座らせねぇよ?
何されるかわかったもんじゃない」
「え〜、俺紳士ですけど?」
「よく平気でそんな嘘つけるな?」
「ははっ、バレたか…
でも、さすがに智さんの連れには手は出さないよ」
「当たり前だ。ってかその前に出させねぇし」
潤さんの目が少し見開いた
「へぇ〜、そういうこと」
「そういうことだよ」
どういうこと?