テキストサイズ

take a breather

第27章 Turning Up

「はぁ…」

目を閉じ、大きく息を吐いた翔くん
僕の行動に呆れちゃった?

「しょ、くん…」

小さな声で翔くんを呼ぶと、目の前にある翔くんの瞼がゆっくりと開いていく

少しボーッとしたような視線…

「智さん…」

「ん…」

翔くんがギュッと僕を抱きしめる

「智さんのナカ…温かくて気持ちいい…
すぐにイっちゃうかと思って焦った」

「え?」

呆れてたんじゃないの?

翔くんの顔を見ると、照れ臭そうに笑ってる翔くんと目が合った

「よかった…ちゃんと挿れられて…
てか、殆ど智さんにして貰っちゃったけどね」

「ごめんね、我慢出来なくて…」

「ううん。それだけ俺のこと、求めてくれたってことでしょ?」

「うん…早く翔くんが欲しかった…」

「俺は自分の心に正直な智さんを好きになったんだ、だからそれでいい」

翔くんもそう思ってくれてたんだ
僕たちには本音しかいらない

「翔くんっ好きっ大好きっ」

翔くんにギュッと抱きつき、腰を揺らした

「うわっ、智さんっ!いきなりそれはヤバいっ
もうイッちゃうからっ…」

焦った翔くんの声
それでも構わず僕はナカをギュッと締め付け、腰を振った

「あ、んっ…僕も、イくからっ…
一緒に、イこっ?」

翔くんの張り詰めたモノを、奥のキモチイイ場所に当たるように脚を動かす

「ハァ…さとしさん…気持ちイイよ」

翔くんは恍惚な表情を浮かべ、僕の頬に触れる

「しょ、くんも…腰、動かして…」

「こう?」

グンッと突き上げられた翔くんの腰
キモチイイ場所を強く刺激する

「あぁっ、イイっ…」

ガンガンと突き上げられて、自分では動きが取れなくなった

「あぁんっ、イイ…もっとぉっ…」

繋がったまま、ベッドに寝かされた
翔くんの腰の動きが激しくなる

「ああっ…しょっ…イクっ…イッちゃうぅっ…」

「智さんっ」

翔くんが一際強く腰を打ち付けると、体の中を快感が突き抜けた

「ああぁっっ…」

「くっ…」

僕のナカに翔くんの熱が広がった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ