take a breather
第28章 Welcome to our party
「では、改めて…
大野さん、誕生日おめでとう」
「「「おめでとう」」」
ニノの音頭に続いて3人がシャンパングラスを掲げる
「ありがとう」
お礼を言ってグラスに口を付けた
「うまっ」
「だろ?今日の為に、最高の酒と料理を用意したんだから」
潤がシャンパンを含むと満足そうに喉に流し込む
「ありがとな、俺の為に」
「日頃から世話になってるから、これくらいどうっことないよ」
「料理も食べてよ
俺と松本さんが共同作業で作ったんだから
めちゃくちゃ上手いよ」
「おう。サンキュー」
テーブルの上には、所狭しと並べられた数々の料理
「あっ…これ、カニクリームコロッケ?」
翔が俵型の揚げ物を指差した
「うん、そう。俺の得意料理って言ったら、これは欠かせないからさ」
「懐かしい…潤さんのお店に初めて行った時に食べた…」
翔がひとつ取って皿に乗せる
「ふふっ、今日は火傷するなよ?」
「わ、わかってます」
初めて食べた時は唇を火傷したんだよな
その帰り、その唇にキスをした
言わば、俺と翔の思い出の料理だな
翔もその事を覚えているのかな?
いるだろうな…
だって、今、翔の顔は真っ赤に染まってるから
大野さん、誕生日おめでとう」
「「「おめでとう」」」
ニノの音頭に続いて3人がシャンパングラスを掲げる
「ありがとう」
お礼を言ってグラスに口を付けた
「うまっ」
「だろ?今日の為に、最高の酒と料理を用意したんだから」
潤がシャンパンを含むと満足そうに喉に流し込む
「ありがとな、俺の為に」
「日頃から世話になってるから、これくらいどうっことないよ」
「料理も食べてよ
俺と松本さんが共同作業で作ったんだから
めちゃくちゃ上手いよ」
「おう。サンキュー」
テーブルの上には、所狭しと並べられた数々の料理
「あっ…これ、カニクリームコロッケ?」
翔が俵型の揚げ物を指差した
「うん、そう。俺の得意料理って言ったら、これは欠かせないからさ」
「懐かしい…潤さんのお店に初めて行った時に食べた…」
翔がひとつ取って皿に乗せる
「ふふっ、今日は火傷するなよ?」
「わ、わかってます」
初めて食べた時は唇を火傷したんだよな
その帰り、その唇にキスをした
言わば、俺と翔の思い出の料理だな
翔もその事を覚えているのかな?
いるだろうな…
だって、今、翔の顔は真っ赤に染まってるから