take a breather
第4章 途中下車
「ほれ…いいからグラス持て
今は仕事抜きな?」
「は、い…」
いいのかな…と思いつつ、これ以上おかしな態度を取ることは出来ないとグラスを手にした
ビールを注いでもらったグラスを置き、今度こそ大野さんの手から瓶を受け取った
「どうぞ…」
「サンキュ」
注ぎ終わった瓶を置きグラスを手にする
「おつかれ」
大野さんが俺のグラスにカチンと軽くグラスを合わせた
「おつかれさまです」
ふたり同時にグラスを口に運ぶ
「はぁ〜、うまっ!」
大野さんの満足そうな顔と声
嬉しそうなその表情に俺も嬉しくなる
「おまちどう」
潤さんが煮付けの乗った皿をテーブルに置いた
「お〜、旨そう」
薄茶色に染まったキンメ鯛
「ほんと、美味しそう」
「櫻井、魚好き?」
「はい。魚も貝類も大好きです」
「魚介系も大好きなんだ
良かった…今日は櫻井の好きなものばかり食べさせてやれたな
少しは俺の株も上がったか?」
「そんなっ…大野さんの株なんて元々これ以上はないってくらい上がってます」
「ぷはっ…よかったね、智さん」
突然の潤さんの笑い声
俺、何か変なこと言った?
「いいから、お前は他のお客さんの相手しろよ」
「へ〜い。オーダー決まったら呼んで?」
潤さんがテーブルから離れると、大野さんはメニュー表を俺に差し出した
「俺はいつでも食えるから櫻井が好きなの頼んでいいぞ
和洋折衷色々あるけど、味はどれも保証する」
大野さんからメニュー表を受け取った
「ありがとうございます」
今は仕事抜きな?」
「は、い…」
いいのかな…と思いつつ、これ以上おかしな態度を取ることは出来ないとグラスを手にした
ビールを注いでもらったグラスを置き、今度こそ大野さんの手から瓶を受け取った
「どうぞ…」
「サンキュ」
注ぎ終わった瓶を置きグラスを手にする
「おつかれ」
大野さんが俺のグラスにカチンと軽くグラスを合わせた
「おつかれさまです」
ふたり同時にグラスを口に運ぶ
「はぁ〜、うまっ!」
大野さんの満足そうな顔と声
嬉しそうなその表情に俺も嬉しくなる
「おまちどう」
潤さんが煮付けの乗った皿をテーブルに置いた
「お〜、旨そう」
薄茶色に染まったキンメ鯛
「ほんと、美味しそう」
「櫻井、魚好き?」
「はい。魚も貝類も大好きです」
「魚介系も大好きなんだ
良かった…今日は櫻井の好きなものばかり食べさせてやれたな
少しは俺の株も上がったか?」
「そんなっ…大野さんの株なんて元々これ以上はないってくらい上がってます」
「ぷはっ…よかったね、智さん」
突然の潤さんの笑い声
俺、何か変なこと言った?
「いいから、お前は他のお客さんの相手しろよ」
「へ〜い。オーダー決まったら呼んで?」
潤さんがテーブルから離れると、大野さんはメニュー表を俺に差し出した
「俺はいつでも食えるから櫻井が好きなの頼んでいいぞ
和洋折衷色々あるけど、味はどれも保証する」
大野さんからメニュー表を受け取った
「ありがとうございます」