take a breather
第28章 Welcome to our party
ウエディングケーキには『SATOSHI & SHO』の名前まで…
「どういうことだ?」
「ふたりがペアの指輪し出した時に、智さんに聞いただろ?『ペアリング買ったんだ?』って
その時、智さんは『何か形にしたかった、式はあげられないけどな』って言ったんだよ」
「言ったな」
一生を共に生きて行く、人生のパートナーとしての証
そう思って翔に指輪を贈り、翔もそれを受け取ってくれた
会社には流石につけていけないが
今もふたりの左手にはお揃いのリングが輝いている
「それってさ、本当は式を挙げたいんだろうな、って思ったんだよ
でね、二宮さんと今日の打ち合わせした時に
俺たちだけでも、ふたりを祝ってやれないかな、って相談したの」
「11月22日…良い夫婦の日だから、丁度良いんじゃないかって事で、用意させて貰ったってわけ」
「そんでそんで、俺からはこれをプレゼント」
相葉が翔の頭の上に乗せたのはティアラとベール
「可愛いよ?翔ちゃん
女の子っぽくして貰って正解」
満足そうに眺める相葉
翔にメイクをさせたのはこの為だったのか
「こんな事くらいしか思い付かなかったんだけどさ
今日はふたりのウエディングパーティーも兼ねてって事で…」
潤が徐に十字架を取り出し首に掛けた
「ベールは良かったけど、服がイマイチだったね
俺の服じゃ小さくて着れないよなぁ…」
ニノが優しい眼差しで翔のベールを整える
「おっ、そうだ。翔、さっき買った服に着替えなよ
その服より様になるだろ」
「あ、はい…」
「櫻井さん、奥の部屋使って?」
「ありがとうございます」
翔が紙袋を持って、ニノと奥の部屋へ向かった
「どういうことだ?」
「ふたりがペアの指輪し出した時に、智さんに聞いただろ?『ペアリング買ったんだ?』って
その時、智さんは『何か形にしたかった、式はあげられないけどな』って言ったんだよ」
「言ったな」
一生を共に生きて行く、人生のパートナーとしての証
そう思って翔に指輪を贈り、翔もそれを受け取ってくれた
会社には流石につけていけないが
今もふたりの左手にはお揃いのリングが輝いている
「それってさ、本当は式を挙げたいんだろうな、って思ったんだよ
でね、二宮さんと今日の打ち合わせした時に
俺たちだけでも、ふたりを祝ってやれないかな、って相談したの」
「11月22日…良い夫婦の日だから、丁度良いんじゃないかって事で、用意させて貰ったってわけ」
「そんでそんで、俺からはこれをプレゼント」
相葉が翔の頭の上に乗せたのはティアラとベール
「可愛いよ?翔ちゃん
女の子っぽくして貰って正解」
満足そうに眺める相葉
翔にメイクをさせたのはこの為だったのか
「こんな事くらいしか思い付かなかったんだけどさ
今日はふたりのウエディングパーティーも兼ねてって事で…」
潤が徐に十字架を取り出し首に掛けた
「ベールは良かったけど、服がイマイチだったね
俺の服じゃ小さくて着れないよなぁ…」
ニノが優しい眼差しで翔のベールを整える
「おっ、そうだ。翔、さっき買った服に着替えなよ
その服より様になるだろ」
「あ、はい…」
「櫻井さん、奥の部屋使って?」
「ありがとうございます」
翔が紙袋を持って、ニノと奥の部屋へ向かった