take a breather
第28章 Welcome to our party
俺も立ち上がり
紙袋の中から、さっき購入したばかりのグレーのジャケットを取り出した
着ていたセーターを脱ぎ、カットソーの上からジャケットを羽織る
「イイじゃん、新郎」
ニヤッと笑う潤
「うるせっ」
「大野さん、一度指輪を外してください」
「指輪?」
「はい。どうせなら、それらしい事やりましょうよ」
「宣誓と指輪の交換と誓いのキスとケーキ入刀でどう?」
「誓いのキスまでするのか⁈」
「結婚式なんだから、それぐらいしないとねぇ?」
潤が相葉の方を見て同意を求めると、相葉も楽しそうに何度も頷いた
「うぅ〜、わかったよ…」
これだけみんなが準備してくれてたんだ
少しでも、本物の式に近づけないとな
相葉が紙ナプキンを何枚か重ね、トレーの上に置いた
「大野さん、こんな所で申し訳ないですけど、指輪置いてください」
「おう、サンキュー」
指輪を置くと、ニノと翔が戻ってきた
「お待たせ、新婦の準備出来たよ」
俺が選んだ服に身を包み、頭にはベールとティアラ
「翔くんもいいねぇ〜、純白の花嫁だ」
「靴が服装と合わなかったから裸足になって貰って、俺のルームシューズ履いて貰った
どう?旦那さま?」
ニノのルームシューズもモコモコでベージュ色
「ありがとうニノ…すげぇ可愛い」
「お〜、デレデレだな、智さん」
「こんだけ可愛ければ、デレたくもなるよね」
「翔ちゃんも指輪外して、ここに乗せて?」
「うん」
翔が指輪を置くと、相葉が潤にトレーを渡す
それを受け取った潤が、俺たちに向き直った
「それでは僭越ながら、大野智と櫻井翔の挙式を執り行わせていただきます」
紙袋の中から、さっき購入したばかりのグレーのジャケットを取り出した
着ていたセーターを脱ぎ、カットソーの上からジャケットを羽織る
「イイじゃん、新郎」
ニヤッと笑う潤
「うるせっ」
「大野さん、一度指輪を外してください」
「指輪?」
「はい。どうせなら、それらしい事やりましょうよ」
「宣誓と指輪の交換と誓いのキスとケーキ入刀でどう?」
「誓いのキスまでするのか⁈」
「結婚式なんだから、それぐらいしないとねぇ?」
潤が相葉の方を見て同意を求めると、相葉も楽しそうに何度も頷いた
「うぅ〜、わかったよ…」
これだけみんなが準備してくれてたんだ
少しでも、本物の式に近づけないとな
相葉が紙ナプキンを何枚か重ね、トレーの上に置いた
「大野さん、こんな所で申し訳ないですけど、指輪置いてください」
「おう、サンキュー」
指輪を置くと、ニノと翔が戻ってきた
「お待たせ、新婦の準備出来たよ」
俺が選んだ服に身を包み、頭にはベールとティアラ
「翔くんもいいねぇ〜、純白の花嫁だ」
「靴が服装と合わなかったから裸足になって貰って、俺のルームシューズ履いて貰った
どう?旦那さま?」
ニノのルームシューズもモコモコでベージュ色
「ありがとうニノ…すげぇ可愛い」
「お〜、デレデレだな、智さん」
「こんだけ可愛ければ、デレたくもなるよね」
「翔ちゃんも指輪外して、ここに乗せて?」
「うん」
翔が指輪を置くと、相葉が潤にトレーを渡す
それを受け取った潤が、俺たちに向き直った
「それでは僭越ながら、大野智と櫻井翔の挙式を執り行わせていただきます」