take a breather
第29章 TRAP
智くんがリビングに戻ってきた
「用意出来たよ、はいこれ」
「え?」
智くんが差し出したのは、着替え一式
「これ?」
「風呂入るんだから必要だろ?
俺のだけど使って?」
「ありがと、お借りするね?」
智くんの手から着替えを受け取った
「うん。いってらっしゃい」
シャンプーを泡立てると知ってる香りが漂ってくる
「お?智くんの匂いだ」
智くんの使ってる物なんだから当たり前なんだけど
自分の髪から智くんと同じ匂いがして来ることが、何故だか嬉しくなった
風呂から上がり、着替えのスエットに腕を通すと、また智くんの匂い
今度は洋服から匂ってくる智くんの香り
袖に鼻付け、思いっきり息を吸う
「ふふっ、いい匂い…」
長年嗅ぎ慣れた匂いだからかな?
なんか落ち着く…
「お先、ありがとね」
リビングに戻って、ソファーに座っている智くんに声を掛ける
テーブルの上はすっかり片付いていた
俺が風呂に入ってる間に綺麗に片付けを終わらせるなんて
智くんって家庭的なんだな…
「お帰り。水飲む?」
「うん。貰おうかな」
ソファーから立ち上がった智くんがキッチンへ向かい
入れ違いにソファーに座った
「ほい、水」
グラスに入った水を持って戻って来た智くん
差し出されたグラスを受け取った
「ん、あんがと」
「んじゃ、俺も風呂入って来るな」
「いってらっしゃい」
今度は俺が智くんを送り出し、ゴクゴクと水を飲む
「はぁ…うま…」
ほんと至れり尽くせりだな
「用意出来たよ、はいこれ」
「え?」
智くんが差し出したのは、着替え一式
「これ?」
「風呂入るんだから必要だろ?
俺のだけど使って?」
「ありがと、お借りするね?」
智くんの手から着替えを受け取った
「うん。いってらっしゃい」
シャンプーを泡立てると知ってる香りが漂ってくる
「お?智くんの匂いだ」
智くんの使ってる物なんだから当たり前なんだけど
自分の髪から智くんと同じ匂いがして来ることが、何故だか嬉しくなった
風呂から上がり、着替えのスエットに腕を通すと、また智くんの匂い
今度は洋服から匂ってくる智くんの香り
袖に鼻付け、思いっきり息を吸う
「ふふっ、いい匂い…」
長年嗅ぎ慣れた匂いだからかな?
なんか落ち着く…
「お先、ありがとね」
リビングに戻って、ソファーに座っている智くんに声を掛ける
テーブルの上はすっかり片付いていた
俺が風呂に入ってる間に綺麗に片付けを終わらせるなんて
智くんって家庭的なんだな…
「お帰り。水飲む?」
「うん。貰おうかな」
ソファーから立ち上がった智くんがキッチンへ向かい
入れ違いにソファーに座った
「ほい、水」
グラスに入った水を持って戻って来た智くん
差し出されたグラスを受け取った
「ん、あんがと」
「んじゃ、俺も風呂入って来るな」
「いってらっしゃい」
今度は俺が智くんを送り出し、ゴクゴクと水を飲む
「はぁ…うま…」
ほんと至れり尽くせりだな