take a breather
第29章 TRAP
「ま、ま、待ってよ!智くんっ!」
「やだ。翔ちゃんが自分で言ったんだぞ?
俺の嫁になりたいって」
「言ったけど…
それは『俺が女だったら』って言ったじゃん」
「俺は翔ちゃんなら、女じゃなくていいぞ?」
そもそも問題はそこだ…
「智くん、本気で俺の事好きなの?」
「うん。好き」
「なんで?いつから?」
「ん?わかんね」
首を傾げる智くん
「それで本当に好きって言えるの?
智くんの勘違いじゃない?」
「いーや!勘違いじゃねぇ」
そこはハッキリ否定するんだ
「…なんでよ」
「だって、何かしてやりたいって思うのが翔ちゃんだけなんだもん
ご飯作って食べさせたいのも
家に泊まらせたいのも
朝ゆっくり寝かせてあげて、美味しいコーヒー淹れてあげたいのも
翔ちゃんだからしてあげたいの
翔ちゃん以外の人にはやってやれないんだから
翔ちゃん以外の人の良い旦那にはなれないんだよ」
う〜ん…言い分はわかるけど…
「でもさ、俺、男だよ?」
「わかってるよ、そんこと
もう20年以上の付き合いだぞ?」
そりゃそうだ
俺だって、嵐のメンバー全員が男だって事は分かってる
ってなると、俺が男だって理由では、智くんの考えは変わる事はないのか…
「やだ。翔ちゃんが自分で言ったんだぞ?
俺の嫁になりたいって」
「言ったけど…
それは『俺が女だったら』って言ったじゃん」
「俺は翔ちゃんなら、女じゃなくていいぞ?」
そもそも問題はそこだ…
「智くん、本気で俺の事好きなの?」
「うん。好き」
「なんで?いつから?」
「ん?わかんね」
首を傾げる智くん
「それで本当に好きって言えるの?
智くんの勘違いじゃない?」
「いーや!勘違いじゃねぇ」
そこはハッキリ否定するんだ
「…なんでよ」
「だって、何かしてやりたいって思うのが翔ちゃんだけなんだもん
ご飯作って食べさせたいのも
家に泊まらせたいのも
朝ゆっくり寝かせてあげて、美味しいコーヒー淹れてあげたいのも
翔ちゃんだからしてあげたいの
翔ちゃん以外の人にはやってやれないんだから
翔ちゃん以外の人の良い旦那にはなれないんだよ」
う〜ん…言い分はわかるけど…
「でもさ、俺、男だよ?」
「わかってるよ、そんこと
もう20年以上の付き合いだぞ?」
そりゃそうだ
俺だって、嵐のメンバー全員が男だって事は分かってる
ってなると、俺が男だって理由では、智くんの考えは変わる事はないのか…