take a breather
第30章 Still...
苦笑いする智くんを見て胸が痛くなった
一番好きな人を哀しませた?
いつだって、俺には智くんが一番なのに…
俺の想いが智くんに伝わるように、智くんをギュッと抱きしめた
「智くん…好きだよ
ずっと智くんの事が大好き
今とは違う想いだったけど、小さい頃から智くんが俺の中で一番なのは変わらない
そしてこれからもずっと…俺の中の一番は智くんだから…」
智くんから体を離し、智くんの頬を両手で包む
「好きだよ…智」
しっかりと目を見つめて想いを告げると、智くんの目が見開く
僅かに顔を傾け、智くんに近付いていく
「翔」
優しく俺の名を呼ぶ智くんの唇に、キスをした
俺からこんな風にキスするのは初めてだね
いつも智くんからしてくれるから、俺からする必要なかったけど
今は俺の気持ちをちゃんとわかってもらう為に、必要な行為だと思うから…
ずっと唇を押し当てていると、智くんの手が俺の手首を掴み、智くんの頬から引き剥がされた
智くんに手首を掴まれたまま、ベッドに押し倒される
「こんなことして…どうなっても知らねぇぞ?」
俺を見下ろす智くんの真剣な眼差し
クリスマスに告白された時と同じ顔だ
「わかってる…
わざとそうしてるんだから」
体が繋がったからって、これでふたりの関係が完全なモノになる訳じゃない
でも、俺の今の気持ちを表すとしたら、これなんだと思う…
血の繋がりもないのに兄弟のように常に傍にいた
誰よりもお互いの事を理解し、わかり合える相手
これ以上の存在なんて、この先絶対巡り会えない
「智くんが望む事は、俺が望んでる事でもあるんだよ?」
智くんの首の後ろに手を回した
「翔…誰にも渡さない…
お前の全て、俺のモノだ」
そう告げた智くんがキスをする
そう…俺は智くんのモノ
そして、智くんは俺のモノ
俺は智くんの唇が離れないように、智くんの首に腕を巻きつけた
一番好きな人を哀しませた?
いつだって、俺には智くんが一番なのに…
俺の想いが智くんに伝わるように、智くんをギュッと抱きしめた
「智くん…好きだよ
ずっと智くんの事が大好き
今とは違う想いだったけど、小さい頃から智くんが俺の中で一番なのは変わらない
そしてこれからもずっと…俺の中の一番は智くんだから…」
智くんから体を離し、智くんの頬を両手で包む
「好きだよ…智」
しっかりと目を見つめて想いを告げると、智くんの目が見開く
僅かに顔を傾け、智くんに近付いていく
「翔」
優しく俺の名を呼ぶ智くんの唇に、キスをした
俺からこんな風にキスするのは初めてだね
いつも智くんからしてくれるから、俺からする必要なかったけど
今は俺の気持ちをちゃんとわかってもらう為に、必要な行為だと思うから…
ずっと唇を押し当てていると、智くんの手が俺の手首を掴み、智くんの頬から引き剥がされた
智くんに手首を掴まれたまま、ベッドに押し倒される
「こんなことして…どうなっても知らねぇぞ?」
俺を見下ろす智くんの真剣な眼差し
クリスマスに告白された時と同じ顔だ
「わかってる…
わざとそうしてるんだから」
体が繋がったからって、これでふたりの関係が完全なモノになる訳じゃない
でも、俺の今の気持ちを表すとしたら、これなんだと思う…
血の繋がりもないのに兄弟のように常に傍にいた
誰よりもお互いの事を理解し、わかり合える相手
これ以上の存在なんて、この先絶対巡り会えない
「智くんが望む事は、俺が望んでる事でもあるんだよ?」
智くんの首の後ろに手を回した
「翔…誰にも渡さない…
お前の全て、俺のモノだ」
そう告げた智くんがキスをする
そう…俺は智くんのモノ
そして、智くんは俺のモノ
俺は智くんの唇が離れないように、智くんの首に腕を巻きつけた