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take a breather

第30章 Still...

キツく抱きしめ合いながら、貪るようなキスを続けてると
お互いの猛りきった熱い塊を下腹部に感じた 

智くんの腰がゆるゆると揺れ出し、お互いのモノが擦れ合う

「んふっ…」

気持ち良くてキスの合間に声が漏れる

もっと強い刺激が欲しくて
腰を反らせ、智くんの体に自分の体を押し付けた

「んぅっ…んっ…んっ…」

智くんの腰に腕を回し、自分の腰も揺らした

激しくなる智くんの動きに、唇が離れてしまった

「ふぁっ…さとしっ…」

まだ刺激が足りない…

智くんを見上げると、智くんの手が俺の手を掴み、智くんのモノへ誘導する

「翔…握って…」

智くんの熱い塊をそっと握ると、智くんの手が俺のモノを握り込んだ

「んぁっ…」

智くんの手が動き出し、俺のモノを擦る
俺も同じように手を動かした

「んっ…しょお…イケそうか?」

コクコクと首を縦に振る

智くんの腰が強く押し付けられ、動きが更に早まった

「あ、あ…も、イクっっ………んぁっ…」

「くっ……」

ふたり、ほぼ同時に果て、腹部に生温いモノを感じた

「「はぁ、はぁ…」」

抱きしめ合い、同じように呼吸を繰り返すふたり

一呼吸する度に体から力が抜け、ベッドに沈んで行くようだ

心地よい気怠さ…でも…

「翔…」

智くんが体を少し持ち上げ、俺を見る

「ん…」

「俺…翔のナカに入りたい…」

「ん…俺も…智と繋がりたい…」

さっき、下腹部の辺りで感じていた智くんの熱を、自分のナカで感じる事が出来たら
もっと気持ち良くて
そして、しあわせを感じられるんじゃないかと思った

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