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take a breather

第30章 Still...

「どう?少し慣れた?」

会話をしながらも、智くんの指は俺のナカにあった
でも気持ちが逸れてたせいか、その存在があまり気にならなくなってた

「うん、だいぶ慣れた」

「なら、また動かしていいか?」

「うん、いいよ」

ゆっくりと拡げるようにナカを押される

智くんの手って、昔から何をするにも動きが繊細だったよな…

折り紙折る時とか、ピタッと端と端を合わせて折っていく

出来上がった物は、俺とは比べ物にならないくらい綺麗だった

「あっ…」

ピクっと跳ねる体

さっきまで感じていたモノとは違う感触…

「翔?」

俺、変だ…智の指が入ってるソコがムズムズして、体が熱くなってきた

「はぁ……はぁ……」

吐く息も熱くなってきた

「翔。もしかして、気持ちいいのか?」

気持ちいい?このムズムズが?

「わ、かんな…」

呼吸を乱しながら、智くんを見つめ返事を返すと
智くんの指にグリグリとナカを抉るように擦られ、腰が浮き上がる

「あ、んっ…」

「やっぱり気持ちいいんだろ?」

だからわからないんだって

アソコがヤケにムズムズして、強い刺激が欲しくて

「ん…さとし…も、と…」

こんな言葉が自然に出ちゃうんだ…

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