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take a breather

第30章 Still...

智くんの熱を体の中に感じる

嬉しい感情と共に込み上げて来る涙

「翔、苦しいのか?」

智くんが心配そうに見つめ、俺の頬に手を添える

「違うよ…嬉しいんだよ
智くんと繋がれた事が」

智くんは少し目を見開いたあと、ふにゃっと笑った

「やっぱお前可愛いわ」

智くんの手が頬を撫でる

「んっ…」

それだけで体がゾクっとした

「それにエロい…」

ニヤッと笑われ、否定しようと口を開く

「ちがっ…んっ…」

開いた所を智くんの唇で塞がれ、舌が入ってきた

「んっ…ん…」

智くんの方がエロいじゃん…
こんなに気持ちいいキスするんだから

キスをしながら、智くんが腰を回し
グルグルとナカを掻き混ぜらる

「んふっ…」

気持ちいい…

智くんは更に腰を押し付け
指では届かなかった奥の方までグリグリされる

「あぁっ…」

体がビクンと跳ねて、智くんとのキスが離れてしまった

「声までエロい」

「あっ、やっ…」

俺だってこんな声出したくないよ
でも勝手に出ちゃうんだ

智くんの動きが注挿に変わると、益々声が止まらなくなる

「あっ…あっ…ふぁ…んっ…」

体が揺さぶられ声が押し出される

体の揺れを抑えようとシーツを握りしめた
智くんの手が俺の手を覆う

「翔…」

智くんが耳元で甘い声で囁く

「んっ…さとしっ…」

体がゾクゾクする…

ピタリと重なった体
そこから智くんが腰を強く突き上げ、奥の方まで擦られる

「あぁっっ…やぁっっ…」

どうしたらいいのかわからなくて、おかしくなる…

さっきとは違う涙が目尻から流れ落ちた

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