take a breather
第30章 Still...
翌月、智くんを空港まで見送りに行った
「ちゃんと連絡はするからな」
「うん。俺からもする…」
「浮気するなよ?」
あれだけ体に智くんを刻み込んだんだから、他の人を受け入れられる筈ないじゃん
「しないよ。俺よりも智こそ、あっちで可愛い子見つけても誘われないでよ?」
「俺には、お前以上に可愛いヤツなんていないよ」
優しく、愛情を感じられる眼差しで見つめられる
搭乗のアナウンスが流れた
「もう行かないと駄目でしょ?」
「あぁ…そうだな…」
名残り惜しそうな智くん
智くんも俺の事を考えてない訳じゃない
智くんだって、寂しがってくれてるんだ
だから大丈夫…
智くんの原点は俺なんだから
俺さえちゃんと待っていれば、智くんは間違いなく帰って来てくれる
「いってらっしゃい」
俺の今出来る精一杯の応援
智くんを笑顔で見送ろう
「翔」
智くんに腕を掴まれ引っ張られた
俺の体は智くんの腕の中にすっぽりと収まる
「ごめんな?いつも勝手な事ばかりして」
「大丈夫…そんな智が好きなんだから」
「そっか、ありがと…
でも俺はそんな俺を好きでいてくれる翔を愛してるよ」
智くんの腕に力が籠る
「智…」
このままでいられたらとも思う
でも智くんの夢の邪魔はしたくない
たった数ヶ月の我慢なんだから
智くんの体をゆっくりと押し返した
「もう行って?飛行機に乗り遅れちゃう」
「あぁ、いってくる」
笑顔だけで見送りたかったのになぁ…
謝ったり、愛してるなんて言ったりするから、涙が溢れちゃったじゃん
「ちゃんと連絡はするからな」
「うん。俺からもする…」
「浮気するなよ?」
あれだけ体に智くんを刻み込んだんだから、他の人を受け入れられる筈ないじゃん
「しないよ。俺よりも智こそ、あっちで可愛い子見つけても誘われないでよ?」
「俺には、お前以上に可愛いヤツなんていないよ」
優しく、愛情を感じられる眼差しで見つめられる
搭乗のアナウンスが流れた
「もう行かないと駄目でしょ?」
「あぁ…そうだな…」
名残り惜しそうな智くん
智くんも俺の事を考えてない訳じゃない
智くんだって、寂しがってくれてるんだ
だから大丈夫…
智くんの原点は俺なんだから
俺さえちゃんと待っていれば、智くんは間違いなく帰って来てくれる
「いってらっしゃい」
俺の今出来る精一杯の応援
智くんを笑顔で見送ろう
「翔」
智くんに腕を掴まれ引っ張られた
俺の体は智くんの腕の中にすっぽりと収まる
「ごめんな?いつも勝手な事ばかりして」
「大丈夫…そんな智が好きなんだから」
「そっか、ありがと…
でも俺はそんな俺を好きでいてくれる翔を愛してるよ」
智くんの腕に力が籠る
「智…」
このままでいられたらとも思う
でも智くんの夢の邪魔はしたくない
たった数ヶ月の我慢なんだから
智くんの体をゆっくりと押し返した
「もう行って?飛行機に乗り遅れちゃう」
「あぁ、いってくる」
笑顔だけで見送りたかったのになぁ…
謝ったり、愛してるなんて言ったりするから、涙が溢れちゃったじゃん