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take a breather

第5章 復活LOVE

「「あ…」」

「へ…」

こちらを向いて固まる相葉ちゃんとニノ

そしてそのふたりの姿を見て固まる俺…

そんな俺の両肩に手を添え、そっと楽屋へ押し込みドアを閉める翔くん

「…何してんだ?お前ら…」

じゃれ合うのはよくある光景…

でも、今目の前にいるふたりは
ソファーの上で寝転ぶニノの上に覆いかぶさる相葉ちゃん

流石に仲が良いといってもこの体勢は…

「ナニはしてないよ?
ちょっとチュウしようとしただけ」

「はっ?」

爽やかな笑顔を見せる相葉ちゃんの後頭部に、ニノの平手がクリーンヒット

「ばっか!」

ニノがいつもは真っ白な肌を真っ赤に染めた

「いってぇー!」

相葉ちゃんは前屈みになり両手で頭を抱えた

なんだなんだこのやり取り?
それにさっき『チュウしようとした』って言ったよな?

未だ動かぬ俺を、翔くんがソファーまで連れて行って座らせる

翔くんはそのまま、相葉ちゃんの元へ

「大丈夫?相葉くん」

「ん…大丈夫…」

顔を上げた相葉ちゃんの目には薄っすらと涙が浮かぶ

強烈だったもんな…ニノの平手

「場所と時間考えような?」

翔くんの手が相葉ちゃんの頭をポンポンと叩く

「ん…」

反省したのか、相葉ちゃんは少し俯いた

「気持ちはわかるんだけどね?
これがスタッフさんだったら大変な事になってただろ?
ニノの事本気なら、慎重に慎重を重ねた方がいいよ?」

「うん…ごめん、翔ちゃん…」

一体、どういう事?

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