take a breather
第5章 復活LOVE
翔くんが俺の隣に座り、心配そうに俺の顔を覗き込む
「智くん…大丈夫?」
「へっ?あ、うん…
でも、どういう事か説明してくれる?」
なんとなく状況はわかったけど
俺、一応嵐のリーダーだし…
ちゃんと把握しておいた方がいいよな
「翔ちゃん、俺から話すよ」
相葉ちゃんが珍しく真剣な表情で翔くんを見つめた
翔くんは相葉ちゃんを見つめ返し、首を縦に振った。
「そうだね…ふたりのことなんだから相葉くんから話すべきだよね」
「うん…」
相葉ちゃんがニノの方を見ると、ニノも頷く
相葉ちゃんはニノの手を握り、俺の方へと向き直った
ひとつ大きく息を吸いゆっくりと吐き出す
「あのね、おおちゃん…
俺とニノ、付き合い始めた」
やっぱりそういうことだよな…
前々から仲が良かったふたり
傍から見てて、そうなってもおかしくはないと思ってた…
でも、現実はそんな簡単な問題じゃない
アイドルという立場上
男同士の恋愛関係が万が一にでもバレたら嵐は終わる…
その危険性はこのふたりだって十分にわかってるはず
それなのに付き合い出したってことは、余程の想いがあったから
「おおちゃん?」
何も言わない俺を不安そうに見る相葉ちゃんとニノ
「取り敢えずはわかったよ…」
ふたりが同時にホッと息を吐いた
「でも取り敢えずはだぞ?」
嵐の今後を考えるなら少しの危険因子も排除した方がいい…
でも、ふたりの気持ちはよくわかるから…
俺は隣に座る翔くんを見た
目が合った途端、眉毛を下げ困った表情を見せた翔くん
俺が何を言いたいのか…
翔くんならわかるよね?
「智くん…大丈夫?」
「へっ?あ、うん…
でも、どういう事か説明してくれる?」
なんとなく状況はわかったけど
俺、一応嵐のリーダーだし…
ちゃんと把握しておいた方がいいよな
「翔ちゃん、俺から話すよ」
相葉ちゃんが珍しく真剣な表情で翔くんを見つめた
翔くんは相葉ちゃんを見つめ返し、首を縦に振った。
「そうだね…ふたりのことなんだから相葉くんから話すべきだよね」
「うん…」
相葉ちゃんがニノの方を見ると、ニノも頷く
相葉ちゃんはニノの手を握り、俺の方へと向き直った
ひとつ大きく息を吸いゆっくりと吐き出す
「あのね、おおちゃん…
俺とニノ、付き合い始めた」
やっぱりそういうことだよな…
前々から仲が良かったふたり
傍から見てて、そうなってもおかしくはないと思ってた…
でも、現実はそんな簡単な問題じゃない
アイドルという立場上
男同士の恋愛関係が万が一にでもバレたら嵐は終わる…
その危険性はこのふたりだって十分にわかってるはず
それなのに付き合い出したってことは、余程の想いがあったから
「おおちゃん?」
何も言わない俺を不安そうに見る相葉ちゃんとニノ
「取り敢えずはわかったよ…」
ふたりが同時にホッと息を吐いた
「でも取り敢えずはだぞ?」
嵐の今後を考えるなら少しの危険因子も排除した方がいい…
でも、ふたりの気持ちはよくわかるから…
俺は隣に座る翔くんを見た
目が合った途端、眉毛を下げ困った表情を見せた翔くん
俺が何を言いたいのか…
翔くんならわかるよね?