take a breather
第5章 復活LOVE
「そっち座ってて」
ソファーを指差しキッチンへ向かう
ツマミになりそうな物と缶ビールを持ってリビングへ戻った
ソファーに座る翔くんの隣に、少し距離を置いて座った
「はい」
「…ありがと」
缶ビールを手渡すとそれを俯きがちに受け取る翔くん
自分の分のビールを持ちプルタブを開けて翔くんに向けると、翔くんもプルタブを開けた
そこにコツンと缶を当てる
「おつかれ」
「…おつかれ…いただきます」
勢いよく煽る俺に対し、ひとくちだけ『ゴクッ』と飲んだ翔くん
緊張してる?
「翔くん…」
俺が話し出すと、手に持った缶を見つめ弄んでる
俺の方を見てはくれない
いつも会話をするときは相手の目を見る人なのに…
話を聞きたくないという心の表れなのか
俺が何を話すのか想像はついてるだろうから
「翔くん、いつから知ってたの?
相葉ちゃんとニノのこと」
「先月…ニノから聞いた」
「ニノから聞いてたのに、俺に話そうとか思わなかったのか?」
「…思わなかった」
ずっと視線を下に向けたまま話をする翔くん
「なんで?嵐の為に何が良くて、何がダメなのかずっと考えてきたよね?
このことは俺に相談するべきことじゃないの?
翔くんはあのふたりが付き合うことは嵐の為になると思った?」
俺たちの時は駄目だったのに…
ソファーを指差しキッチンへ向かう
ツマミになりそうな物と缶ビールを持ってリビングへ戻った
ソファーに座る翔くんの隣に、少し距離を置いて座った
「はい」
「…ありがと」
缶ビールを手渡すとそれを俯きがちに受け取る翔くん
自分の分のビールを持ちプルタブを開けて翔くんに向けると、翔くんもプルタブを開けた
そこにコツンと缶を当てる
「おつかれ」
「…おつかれ…いただきます」
勢いよく煽る俺に対し、ひとくちだけ『ゴクッ』と飲んだ翔くん
緊張してる?
「翔くん…」
俺が話し出すと、手に持った缶を見つめ弄んでる
俺の方を見てはくれない
いつも会話をするときは相手の目を見る人なのに…
話を聞きたくないという心の表れなのか
俺が何を話すのか想像はついてるだろうから
「翔くん、いつから知ってたの?
相葉ちゃんとニノのこと」
「先月…ニノから聞いた」
「ニノから聞いてたのに、俺に話そうとか思わなかったのか?」
「…思わなかった」
ずっと視線を下に向けたまま話をする翔くん
「なんで?嵐の為に何が良くて、何がダメなのかずっと考えてきたよね?
このことは俺に相談するべきことじゃないの?
翔くんはあのふたりが付き合うことは嵐の為になると思った?」
俺たちの時は駄目だったのに…