take a breather
第6章 season
「でも、本人やる気ないんだろ?」
「まぁなぁ…どうしたら入ってくれるのかなぁ?
あっ!そうだ。櫻井、お前が入れば一緒に入るんじゃないか?」
「俺?ムリムリムリ!
俺、絵なんて描けないよ」
「大丈夫、お前には期待してないから
お前は大野を釣る為の餌だ」
「ひどい…」
「ははっ、冗談だよ」
井ノ原先生がガハハと笑って俺の頭をポンと叩いた
「じゃあ、またな」
井ノ原先生が教室を出て行った
「もう大丈夫だよ、智」
俺が教卓の所へ行くと、その下から姿を現した智
「ありがと、翔」
出会った時に見せたフニャっとした笑顔
智のこの笑顔を見ると心が和むんだよな
「いえいえ、どういたしまして」
「毎回大変だなぁ、智
なんで美術部入らないんだ?
お前、しょっちゅう絵描いてるじゃん」
潤の意見はごもっとも…
智は暇さえあるとスケッチブックに絵を描いてる
「大野さんは面倒くさがりだからね
部活に行くのが嫌なんでしょ」
相変わらずスマホ片手に話すカズ
「カズと一緒だ」
「うるさい!あいばか」
「酷〜い、カズ〜」
雅紀がカズの事を背後から抱きしめ、頭をグリグリと押し付けた
「わっ!やめて!雅紀!
今、いいとこっ!
あっ!あぁー!やられた…」
カズがガクッと肩を落とした
「ふふっ、ごめんね?カズ
でも、俺を馬鹿扱いしたのが悪い」
辛口トークのカズに対して決して怯まない雅紀
このふたりは幼馴染で
昔からこんな感じらしい
漫才コンビみたいなふたりだ
「まぁなぁ…どうしたら入ってくれるのかなぁ?
あっ!そうだ。櫻井、お前が入れば一緒に入るんじゃないか?」
「俺?ムリムリムリ!
俺、絵なんて描けないよ」
「大丈夫、お前には期待してないから
お前は大野を釣る為の餌だ」
「ひどい…」
「ははっ、冗談だよ」
井ノ原先生がガハハと笑って俺の頭をポンと叩いた
「じゃあ、またな」
井ノ原先生が教室を出て行った
「もう大丈夫だよ、智」
俺が教卓の所へ行くと、その下から姿を現した智
「ありがと、翔」
出会った時に見せたフニャっとした笑顔
智のこの笑顔を見ると心が和むんだよな
「いえいえ、どういたしまして」
「毎回大変だなぁ、智
なんで美術部入らないんだ?
お前、しょっちゅう絵描いてるじゃん」
潤の意見はごもっとも…
智は暇さえあるとスケッチブックに絵を描いてる
「大野さんは面倒くさがりだからね
部活に行くのが嫌なんでしょ」
相変わらずスマホ片手に話すカズ
「カズと一緒だ」
「うるさい!あいばか」
「酷〜い、カズ〜」
雅紀がカズの事を背後から抱きしめ、頭をグリグリと押し付けた
「わっ!やめて!雅紀!
今、いいとこっ!
あっ!あぁー!やられた…」
カズがガクッと肩を落とした
「ふふっ、ごめんね?カズ
でも、俺を馬鹿扱いしたのが悪い」
辛口トークのカズに対して決して怯まない雅紀
このふたりは幼馴染で
昔からこんな感じらしい
漫才コンビみたいなふたりだ