take a breather
第6章 season
そわそわしたまま、なかなか眠りに就けず
翌朝、予定よりも早く家を出ることにした
電車に乗り込んですぐに智にLINEを送る
『10時くらいに着くから』
すぐにつく既読
智も気にしてくれてた?
『駅で待ってる』
返事を確認してスマホをポケットにしまう
あと3時間後には智に会える
そう思うだけでわくわくした。
電車を乗り継ぎ漸く智の待つ駅に着いた
改札口を出ると同時に智の姿を発見
「智…」
なんでだろ…姿を見ただけなのに胸が熱くなった
「いらっしゃい」
久しぶりの智の笑顔にホッとする
「相変わらずの大荷物だな」
俺の待つキャリーバッグに目をやる智
「だって5日もいるんだよ?
これくらいの荷物になるって」
「そっかぁ?洗濯機はあるし、パンツとシャツ2枚もあれば足りるだろ」
「そうかもしれないけど、念の為ね」
「翔はいつでも準備万端だな」
そう言いながら、智の手が俺の手からキャリーバッグを奪い取った
「自分で持つよ」
「長旅で疲れてるだろ?」
「それほどでもないよ」
智に会いたい気持ちでいっぱいだったから疲れなんて感じない
「いいから…」
荷物を引きながら歩き出してしまった智の横に並んで歩く
「とりあえず別荘で一休みしような」
一瞬触れた智の手にドキッとしながら頷いた
「うん…」
翌朝、予定よりも早く家を出ることにした
電車に乗り込んですぐに智にLINEを送る
『10時くらいに着くから』
すぐにつく既読
智も気にしてくれてた?
『駅で待ってる』
返事を確認してスマホをポケットにしまう
あと3時間後には智に会える
そう思うだけでわくわくした。
電車を乗り継ぎ漸く智の待つ駅に着いた
改札口を出ると同時に智の姿を発見
「智…」
なんでだろ…姿を見ただけなのに胸が熱くなった
「いらっしゃい」
久しぶりの智の笑顔にホッとする
「相変わらずの大荷物だな」
俺の待つキャリーバッグに目をやる智
「だって5日もいるんだよ?
これくらいの荷物になるって」
「そっかぁ?洗濯機はあるし、パンツとシャツ2枚もあれば足りるだろ」
「そうかもしれないけど、念の為ね」
「翔はいつでも準備万端だな」
そう言いながら、智の手が俺の手からキャリーバッグを奪い取った
「自分で持つよ」
「長旅で疲れてるだろ?」
「それほどでもないよ」
智に会いたい気持ちでいっぱいだったから疲れなんて感じない
「いいから…」
荷物を引きながら歩き出してしまった智の横に並んで歩く
「とりあえず別荘で一休みしような」
一瞬触れた智の手にドキッとしながら頷いた
「うん…」