take a breather
第6章 season
智の作ってくれたハンバーグはびっくりするくらい美味しかった
やっぱり凄いな智…
後片付けをした後は智の描いた絵を鑑賞
「なんでかなぁ…」
「ん?なに?何かおかしいところあった?」
「ううん、全然ないよ
なんでこんなに素敵な絵が描けるのかなぁ、って思っただけ」
そこに描かれていた絵は昼間見た景色を見事に描き写していた
智の絵は光さえもリアルに描かれている
「翔にそう言って貰えると嬉しいな」
「俺だけじゃないよ
誰が見たってそう思う」
この絵を見て下手くそなんて思う人間は誰もいないだろう…
「俺さ、いずれ絵を描くことを本職にしたいんだ」
初めて聞く智の夢…
「智なら出来るよ
って事は、大学は美大?」
「ん、そうなるかな」
「そっか…」
大学は別々になるんだ
ずっと一緒にいられるとは思ってなかったけど、ちょっと寂しいな…
「翔は?将来の事考えてる?」
「俺は特に秀でた才能もないし
経済学でも学んで、普通に企業に就職するかな」
「翔は頭がいい事自体が才能だと思うぞ?
翔だったら一流企業で活躍出来るよ」
「うん、ありがと。
でも実際のところ先のことなんてわからないからね
何かやりたいことが見つかればそっちに進むだろうし
今はやれることをやるよ」
「だな」
将来のことを考えるのは勿論大切なことだけど
今は智と過ごせる時間を大切にしたい。
やっぱり凄いな智…
後片付けをした後は智の描いた絵を鑑賞
「なんでかなぁ…」
「ん?なに?何かおかしいところあった?」
「ううん、全然ないよ
なんでこんなに素敵な絵が描けるのかなぁ、って思っただけ」
そこに描かれていた絵は昼間見た景色を見事に描き写していた
智の絵は光さえもリアルに描かれている
「翔にそう言って貰えると嬉しいな」
「俺だけじゃないよ
誰が見たってそう思う」
この絵を見て下手くそなんて思う人間は誰もいないだろう…
「俺さ、いずれ絵を描くことを本職にしたいんだ」
初めて聞く智の夢…
「智なら出来るよ
って事は、大学は美大?」
「ん、そうなるかな」
「そっか…」
大学は別々になるんだ
ずっと一緒にいられるとは思ってなかったけど、ちょっと寂しいな…
「翔は?将来の事考えてる?」
「俺は特に秀でた才能もないし
経済学でも学んで、普通に企業に就職するかな」
「翔は頭がいい事自体が才能だと思うぞ?
翔だったら一流企業で活躍出来るよ」
「うん、ありがと。
でも実際のところ先のことなんてわからないからね
何かやりたいことが見つかればそっちに進むだろうし
今はやれることをやるよ」
「だな」
将来のことを考えるのは勿論大切なことだけど
今は智と過ごせる時間を大切にしたい。