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ベッドにそっと寝かされる

俺のすぐ右隣に横になり片肘をついて俺を見下ろす智

少し緊張してる？
表情がいつもより堅い…

そんな智をじっと見ていると、智の右手が俺の頬を包み込んだ

ゆっくりと近づいてくる智を瞼を閉じて待ち受ける

触れるだけの優しいキス…

智そのものみたいなキスだね

さっき『いつも強引』なんて言ってたけどさ

確かにいつも突然で強引だけど、智が俺に触れる時はいつも優しく触れてくれた
智が俺のことを大切に扱ってくれてるのはわかってたよ？

だから智になら全部あげようって思えた
智になら任せられるって…

智の首に腕を回し、引き寄せキスをした

俺からするキスは初めてだね

「智…愛してるよ…」

唇が触れるくらいの距離でそう告げると
智は唇を押し付けてきた
舌を絡ませ合いながらひとしきりキスを交わす

「んんっ……あっ、さとっ…」

首筋に移動する智の唇…

擽ったくて背筋がゾクゾクする

「あ…はぁっ…あっ…んっ…」

何度も何度も吸い付かれその度に声が漏れる

智の手がパジャマの裾から入り込んできた

触れた瞬間、火傷するんじゃないかと思うくらい熱く感じ体が跳ねる

「あぁっっ…さとしっ…」

智の手が俺の体を這いずり回る
たったそれだけのことなのに…

「はぁ…ん…」

智の手の動きに合わせ、吐息が漏れる。