take a breather
第7章 コイゴコロ
やっぱ可愛いよなぁ、櫻井…
さっきもあんなに目を見開いちゃって
白い肌を頬だけピンクに染めて
唇もふっくらしてて
あの形 好みかも…
って、俺、なに考えてんだ?
ヤバい…相葉の『可愛い』に影響受けてる…
大体、俺は男に興味ないし
断じて相葉と同類ではない…
でも、相葉も初めてだって言ってたな…男に恋するの
…⁈相葉『も』ってなんだよ『も』って
俺は違うからな
ただ見ていて可愛いと思うだけで
決して好きだとかじゃない
「大野さん、すみませんでした」
「あぁ、おかえり…
話終わったのか?」
「はい、今度同期会やるんですけど
幹事が俺と翔ちゃんなんですよ」
「へぇ〜、櫻井と仲良さそうだな」
「えぇ、いいヤツですよ?
しっかりしてて頼りになりますし」
「え?そうなの?」
「はい、頭もいいし真面目だし
俺たち同期の中では一番の有望株じゃないですか?」
「可愛いだけじゃないんだ…」
「可愛い?翔ちゃんが、ですか?」
ボソッと呟いてしまった本音を相葉は聞き逃さなかった
「相葉はそう思ったことない?」
「ん〜、ないですねぇ…
イケメンだとは思うけど、可愛いはちょっと違うかな…」
「そっか…」
そうなんだ…好みの違いなのかな…
好み⁈
いやっ、だから違うって!
櫻井の唇の形は好きだけど
別に俺は櫻井本人のことを好みだとか思ってる訳じゃない!…よな?
さっきもあんなに目を見開いちゃって
白い肌を頬だけピンクに染めて
唇もふっくらしてて
あの形 好みかも…
って、俺、なに考えてんだ?
ヤバい…相葉の『可愛い』に影響受けてる…
大体、俺は男に興味ないし
断じて相葉と同類ではない…
でも、相葉も初めてだって言ってたな…男に恋するの
…⁈相葉『も』ってなんだよ『も』って
俺は違うからな
ただ見ていて可愛いと思うだけで
決して好きだとかじゃない
「大野さん、すみませんでした」
「あぁ、おかえり…
話終わったのか?」
「はい、今度同期会やるんですけど
幹事が俺と翔ちゃんなんですよ」
「へぇ〜、櫻井と仲良さそうだな」
「えぇ、いいヤツですよ?
しっかりしてて頼りになりますし」
「え?そうなの?」
「はい、頭もいいし真面目だし
俺たち同期の中では一番の有望株じゃないですか?」
「可愛いだけじゃないんだ…」
「可愛い?翔ちゃんが、ですか?」
ボソッと呟いてしまった本音を相葉は聞き逃さなかった
「相葉はそう思ったことない?」
「ん〜、ないですねぇ…
イケメンだとは思うけど、可愛いはちょっと違うかな…」
「そっか…」
そうなんだ…好みの違いなのかな…
好み⁈
いやっ、だから違うって!
櫻井の唇の形は好きだけど
別に俺は櫻井本人のことを好みだとか思ってる訳じゃない!…よな?