take a breather
第7章 コイゴコロ
席に着くと相葉がお冷やを運んできた
「どうぞ」
「なに、お前そんなことまでしてんの?」
「はい、俺、和さんの僕ですから」
相葉がそう言うと松兄は目を見開いた
「へぇ〜、和坊の…お前Mなの?」
「違いますよぉ〜、なんでですか」
「だって、アイツ性格キツイだろ?」
「そうですか?ただ照れ屋なだけだと思いますけど」
相葉が小首を傾げると
松兄はまた目を見開いた後、ニヤッと笑った
「ほぉ、なるほど…
おもしれぇなぁ、お前」
「お〜い、相葉さん
ふたりのオーダーまだぁ?」
カウンターからニノが叫ぶ
「あぁ、ごめんなさい和さん
で?何にします?おふたり」
「俺、ハヤシライス」
「俺はオムライスな」
「あざーす」
相葉はペコっと頭を下げるとカウンターに向かいながら叫んだ
「ハヤシ ワン
オム ワン」
「アイツ、うちの会社辞めてもここで雇ってもらえるな」
松兄は相葉の背中を見送りながら
『ははっ』と可笑しそうに笑った
「で?お前の話は何?」
俺の方に向き直ると
力強い目力で真正面から見つめられた
「あ…えと…松兄のところの櫻井なんだけど…」
「翔がどうかしたか?」
「相葉から聞いたんだけど、パソコン得意なんだろ?」
「あぁ、システムエンジニアの道も考えたって言うくらいだからな
お前とは比べものにならないよ」
ニヤッと笑われた
俺がパソコン扱うの苦手なのよ〜く知ってるもんな
「だからさ…うちの課に回してくんね?」
「やだ」
即答されてしまった。
「どうぞ」
「なに、お前そんなことまでしてんの?」
「はい、俺、和さんの僕ですから」
相葉がそう言うと松兄は目を見開いた
「へぇ〜、和坊の…お前Mなの?」
「違いますよぉ〜、なんでですか」
「だって、アイツ性格キツイだろ?」
「そうですか?ただ照れ屋なだけだと思いますけど」
相葉が小首を傾げると
松兄はまた目を見開いた後、ニヤッと笑った
「ほぉ、なるほど…
おもしれぇなぁ、お前」
「お〜い、相葉さん
ふたりのオーダーまだぁ?」
カウンターからニノが叫ぶ
「あぁ、ごめんなさい和さん
で?何にします?おふたり」
「俺、ハヤシライス」
「俺はオムライスな」
「あざーす」
相葉はペコっと頭を下げるとカウンターに向かいながら叫んだ
「ハヤシ ワン
オム ワン」
「アイツ、うちの会社辞めてもここで雇ってもらえるな」
松兄は相葉の背中を見送りながら
『ははっ』と可笑しそうに笑った
「で?お前の話は何?」
俺の方に向き直ると
力強い目力で真正面から見つめられた
「あ…えと…松兄のところの櫻井なんだけど…」
「翔がどうかしたか?」
「相葉から聞いたんだけど、パソコン得意なんだろ?」
「あぁ、システムエンジニアの道も考えたって言うくらいだからな
お前とは比べものにならないよ」
ニヤッと笑われた
俺がパソコン扱うの苦手なのよ〜く知ってるもんな
「だからさ…うちの課に回してくんね?」
「やだ」
即答されてしまった。