take a breather
第7章 コイゴコロ
櫻井に気を遣わせたくなくて至って普通に答える
「ん?なにが?」
「なんで大野さんがいるんですか?」
「あ〜、だって心配だろ?そんなフラついたヤツひとりで帰すなんて」
そう言うと益々申し訳なさそうにする
どう言えば櫻井に分かって貰えるかな…
お前と一緒に居たいのは俺の方なんだって
「俺が送りたいんだから送らせろ
それとも俺が送ったら迷惑か?」
ここまではっきり言ったんだから、もうわかれよ
「へっ?
迷惑なんて…そんな…」
「だったらいいよな?」
小さく頷いた櫻井…ようやく分かってくれた?
お前がやってることは、俺にとって迷惑でもなんでもないってこと
櫻井の歩調に合わせゆっくりと歩く
「櫻井さぁ…」
「は、い…」
「俺のこと、怖い?」
ずっと緊張して見えたのはそういうことなのかな…
最初から説教食らわせる先輩になんていいイメージないよな
「全くそんなことないですっ」
力一杯否定してくれて安心した
「そっか…なんかさ、ずっと萎縮して見えたから
俺のこと怖いのかなって…」
「違います…緊張してて…大野さん、憧れの人だから…」
憧れ?櫻井が俺に?
俺のどこを見たらそんな風に思って貰えるんだ?
理由はわからない
でも櫻井が俺をいいイメージで見てくれていたことが嬉しくて
つい余計な事まで話してしまった。
「ん?なにが?」
「なんで大野さんがいるんですか?」
「あ〜、だって心配だろ?そんなフラついたヤツひとりで帰すなんて」
そう言うと益々申し訳なさそうにする
どう言えば櫻井に分かって貰えるかな…
お前と一緒に居たいのは俺の方なんだって
「俺が送りたいんだから送らせろ
それとも俺が送ったら迷惑か?」
ここまではっきり言ったんだから、もうわかれよ
「へっ?
迷惑なんて…そんな…」
「だったらいいよな?」
小さく頷いた櫻井…ようやく分かってくれた?
お前がやってることは、俺にとって迷惑でもなんでもないってこと
櫻井の歩調に合わせゆっくりと歩く
「櫻井さぁ…」
「は、い…」
「俺のこと、怖い?」
ずっと緊張して見えたのはそういうことなのかな…
最初から説教食らわせる先輩になんていいイメージないよな
「全くそんなことないですっ」
力一杯否定してくれて安心した
「そっか…なんかさ、ずっと萎縮して見えたから
俺のこと怖いのかなって…」
「違います…緊張してて…大野さん、憧れの人だから…」
憧れ?櫻井が俺に?
俺のどこを見たらそんな風に思って貰えるんだ?
理由はわからない
でも櫻井が俺をいいイメージで見てくれていたことが嬉しくて
つい余計な事まで話してしまった。