take a breather
第8章 rolling days
「その人どんな人なの?年齢は?美人さん?」
さっきまでの申し訳なさが一気に消え
興味津々で質問攻めの相葉ちゃん
「年齢は25歳、美人と言えば美人かな?」
「いやいやメチャクチャ美人でしょ〜
職場でも相当な人気よ?」
ニノがニヤニヤ顔で俺を見る
「そうなんだぁ…会ってみたいなぁ
ニノは会ったことあるんだろ?」
「まあね、しょっちゅう会っていると言えば会ってるかな」
「じゃあ今度俺にも会わせてよ?」
ニノのヤツ余計な事を…
そりゃあ毎日会ってるから嘘ではないけど
相葉ちゃんにまで事実を教えるのはちょっと…
相葉ちゃんを信用してない訳じゃないけど
出来るだけ知ってる人間は減らしたい
「あっちの都合がいい時な」
「ほんと?約束だからね?」
相葉ちゃんは嬉しそうに両手を握ってきた
「う、ん…」
あまりの喜びように嘘を吐いたことに少し心が痛んだ
ごめんな…多分紹介することは出来ねぇよ
良い奴なのはわかってる
でもいい奴過ぎて隠し事が出来なそう
もし事実を知ったら変な負担を相葉ちゃんに負わせることになる
ニノの場合は先に事情を知ってたし
隠し事をすることもどちらかと言えば楽しむタイプ
さっきだって言わなくてもいい事を言うし…
それにしても、辛口のニノから見ても翔さんを美人だと思うんだ
オオカミの群れにいるウサギ
益々心配になってきた…
さっきまでの申し訳なさが一気に消え
興味津々で質問攻めの相葉ちゃん
「年齢は25歳、美人と言えば美人かな?」
「いやいやメチャクチャ美人でしょ〜
職場でも相当な人気よ?」
ニノがニヤニヤ顔で俺を見る
「そうなんだぁ…会ってみたいなぁ
ニノは会ったことあるんだろ?」
「まあね、しょっちゅう会っていると言えば会ってるかな」
「じゃあ今度俺にも会わせてよ?」
ニノのヤツ余計な事を…
そりゃあ毎日会ってるから嘘ではないけど
相葉ちゃんにまで事実を教えるのはちょっと…
相葉ちゃんを信用してない訳じゃないけど
出来るだけ知ってる人間は減らしたい
「あっちの都合がいい時な」
「ほんと?約束だからね?」
相葉ちゃんは嬉しそうに両手を握ってきた
「う、ん…」
あまりの喜びように嘘を吐いたことに少し心が痛んだ
ごめんな…多分紹介することは出来ねぇよ
良い奴なのはわかってる
でもいい奴過ぎて隠し事が出来なそう
もし事実を知ったら変な負担を相葉ちゃんに負わせることになる
ニノの場合は先に事情を知ってたし
隠し事をすることもどちらかと言えば楽しむタイプ
さっきだって言わなくてもいい事を言うし…
それにしても、辛口のニノから見ても翔さんを美人だと思うんだ
オオカミの群れにいるウサギ
益々心配になってきた…