take a breather
第8章 rolling days
「智くん、今日は課題ないの?」
「あ、やべっ…数学の課題が少し出されてる」
「じゃあここ片しちゃうね」
「うん、ありがと」
食器洗いはやれる人がやる、というのがルール
ここ最近は翔さんがやることが増えてる
バイトをするようになって課題をやる時間が食後しかないから
課題が出されてる日は ほぼ翔さんがやってくれる
その食器洗いも最初の頃はシンクの周りと翔さんの服が水浸しになって
後片付けの後片付けが大変だったりしたんだけど
今は大分慣れて周りを濡らすことは無くなった
それどころか真面目な翔さんは何事にも真剣だから
俺が洗うよりピカピカに磨いてくれて助かってる
「智くん、お風呂も沸かしちゃったよ」
部屋に戻ってきた翔さん
「ありがと、助かる
俺、もうちょっとかかりそうだから
翔さん先に入っちゃっていいからね?」
「なんだ…」
翔さんが少しがっかりそうに言った
「え、なに?なにかダメだった?」
翔さんが先に入るのに何か問題あるのか?
今までだって何度もあっただろ
「ううん…ただ一緒に入れるのかなぁ、って思っただけ…」
「いっ、一緒⁈」
それは今までに一度もない…
翔さんとは温泉も銭湯も一緒に行ったことないし
固まる俺に翔さんが笑った
「ふふっ、そんな驚かないでよ」
そんなこと急に言われたら驚くだろ!
俺たち恋人になったんだよ?
それなりの事想像しちゃうじゃん!
翔さんの肌、白くてツヤツヤだし
触ったら気持ち良いんだろうな…
触れたら翔さんどんな反応するのかな…
って!ホラっ!想像しちゃったじゃん!
どうしてくれんだよ!
まだ課題残ってるのに、雑念がふつふつと湧き上がって来ちゃったじゃん!
「じゃあ先に入らせてもらうね」
着替えを手にした翔さんが風呂場へ消えた
へ…?結局ひとりで入っちゃうの?
なんだ…残念…
あぁ…もっと早く課題が終わってればなぁ…
「あ、やべっ…数学の課題が少し出されてる」
「じゃあここ片しちゃうね」
「うん、ありがと」
食器洗いはやれる人がやる、というのがルール
ここ最近は翔さんがやることが増えてる
バイトをするようになって課題をやる時間が食後しかないから
課題が出されてる日は ほぼ翔さんがやってくれる
その食器洗いも最初の頃はシンクの周りと翔さんの服が水浸しになって
後片付けの後片付けが大変だったりしたんだけど
今は大分慣れて周りを濡らすことは無くなった
それどころか真面目な翔さんは何事にも真剣だから
俺が洗うよりピカピカに磨いてくれて助かってる
「智くん、お風呂も沸かしちゃったよ」
部屋に戻ってきた翔さん
「ありがと、助かる
俺、もうちょっとかかりそうだから
翔さん先に入っちゃっていいからね?」
「なんだ…」
翔さんが少しがっかりそうに言った
「え、なに?なにかダメだった?」
翔さんが先に入るのに何か問題あるのか?
今までだって何度もあっただろ
「ううん…ただ一緒に入れるのかなぁ、って思っただけ…」
「いっ、一緒⁈」
それは今までに一度もない…
翔さんとは温泉も銭湯も一緒に行ったことないし
固まる俺に翔さんが笑った
「ふふっ、そんな驚かないでよ」
そんなこと急に言われたら驚くだろ!
俺たち恋人になったんだよ?
それなりの事想像しちゃうじゃん!
翔さんの肌、白くてツヤツヤだし
触ったら気持ち良いんだろうな…
触れたら翔さんどんな反応するのかな…
って!ホラっ!想像しちゃったじゃん!
どうしてくれんだよ!
まだ課題残ってるのに、雑念がふつふつと湧き上がって来ちゃったじゃん!
「じゃあ先に入らせてもらうね」
着替えを手にした翔さんが風呂場へ消えた
へ…?結局ひとりで入っちゃうの?
なんだ…残念…
あぁ…もっと早く課題が終わってればなぁ…