take a breather
第9章 Calling
よくやく4時近くになって仕事が片付いた
「はぁ、疲れた…」
「ほんと助かったよ、大野さん
いつもはここまで忙しくないんだけどね」
「たまたまなのか?」
「だと思うよ?」
運が良いのか、悪いのか…
ニノにとっては手伝いの手がある時に忙しかったんだから良かったんだろうけど
簡単に『手伝う』なんて言ってしまった俺にとっては…
「櫻井さん待たせちゃったね
怒ってるかな?」
「ん〜、大丈夫じゃねぇか?
こんなことじゃ怒んねぇだろ」
「俺も翔ちゃん怒ってるの見たことない」
ニノの案内で翔のいる部屋に向かう
ニノがドアを開けると『あ…』と小さい声で呟いた
「どうしたんですか?カズさん」
入口で立ち止まるニノ
「し〜、静かに…」
振り返り俺たちに小声で注意する
部屋の中を覗くと横になってる翔の姿が見えた
「寝ちゃったみたいだね、可愛い…」
ニノがそっと近付き翔の顔を覗き込んだ
俺も後について覗き込む
翔の寝顔を見るのは初めてのこと
前に泊めて貰った時は暗かったし、翔の方が先に目覚めてしまったから
本当に可愛い…
マジで癒される
なんだこの睫毛の長さ…
すぅすぅと規則正しく繰り返される呼吸でさえも可愛らしく見える
この姿を見られたのならニノの手伝いも悪くはなかったのかも…
めっちゃ触りたい…けど ふたりの前では流石に躊躇われる
「なにこれ?カワイイっ」
隣にいた相葉が若干テンション高めの声を出した
「あぁ、猫用布団…タオルにくるむより良いのかと思って買ってみた」
人間の布団を模っていて袋状になっている
タオルよりも肌触りも良いし
仔猫もスヤスヤと眠ってる
「こんなものまであるんだ、面白い」
ニノがスマホを手にし写真を撮り出した
「んっ…」
翔の睫毛がピクッと動く
ゆっくりと開いていく目が急に見開かれた
「えっ…」
「あ、ごめんね 櫻井さん。起こしちゃった?」
翔がガバッと起き上がった
「いいえ!すみません、みんな働いてるのに俺だけ休んでて!」
「あ〜、いいのいいの…
十分癒して貰ったから、気にしないで?」
ニノが撮った写真を翔に向けて見せた
「…へ?」
何がなんだかわからないといった表現
翔にとってはそうだよな
仔猫と自分が寝てる写真見せられても…
後で俺も送って貰お♪
「はぁ、疲れた…」
「ほんと助かったよ、大野さん
いつもはここまで忙しくないんだけどね」
「たまたまなのか?」
「だと思うよ?」
運が良いのか、悪いのか…
ニノにとっては手伝いの手がある時に忙しかったんだから良かったんだろうけど
簡単に『手伝う』なんて言ってしまった俺にとっては…
「櫻井さん待たせちゃったね
怒ってるかな?」
「ん〜、大丈夫じゃねぇか?
こんなことじゃ怒んねぇだろ」
「俺も翔ちゃん怒ってるの見たことない」
ニノの案内で翔のいる部屋に向かう
ニノがドアを開けると『あ…』と小さい声で呟いた
「どうしたんですか?カズさん」
入口で立ち止まるニノ
「し〜、静かに…」
振り返り俺たちに小声で注意する
部屋の中を覗くと横になってる翔の姿が見えた
「寝ちゃったみたいだね、可愛い…」
ニノがそっと近付き翔の顔を覗き込んだ
俺も後について覗き込む
翔の寝顔を見るのは初めてのこと
前に泊めて貰った時は暗かったし、翔の方が先に目覚めてしまったから
本当に可愛い…
マジで癒される
なんだこの睫毛の長さ…
すぅすぅと規則正しく繰り返される呼吸でさえも可愛らしく見える
この姿を見られたのならニノの手伝いも悪くはなかったのかも…
めっちゃ触りたい…けど ふたりの前では流石に躊躇われる
「なにこれ?カワイイっ」
隣にいた相葉が若干テンション高めの声を出した
「あぁ、猫用布団…タオルにくるむより良いのかと思って買ってみた」
人間の布団を模っていて袋状になっている
タオルよりも肌触りも良いし
仔猫もスヤスヤと眠ってる
「こんなものまであるんだ、面白い」
ニノがスマホを手にし写真を撮り出した
「んっ…」
翔の睫毛がピクッと動く
ゆっくりと開いていく目が急に見開かれた
「えっ…」
「あ、ごめんね 櫻井さん。起こしちゃった?」
翔がガバッと起き上がった
「いいえ!すみません、みんな働いてるのに俺だけ休んでて!」
「あ〜、いいのいいの…
十分癒して貰ったから、気にしないで?」
ニノが撮った写真を翔に向けて見せた
「…へ?」
何がなんだかわからないといった表現
翔にとってはそうだよな
仔猫と自分が寝てる写真見せられても…
後で俺も送って貰お♪