
take a breather
第9章 Calling
店内に戻るとカウンター席にはいつもの如く相葉がいた
ただその視線はいつもの幸せそうなものではなく
ジトっと睨みつけるようなもの
その視線の先には楽しそうに話しをするニノと潤
あ〜、ニノって潤の好みのタイプかも…
特に見た目だけで言えば どストライクじゃないか?
しかもニノにしては珍しく
初対面の人間と屈託のない笑顔で話している
助けられたって言ってたけど そのせいか?
「あ、大野さん 今日のランチはキーマカレーにしといたよ
すぐに用意するね」
翔の大好物がオムライスだと言っても
流石に毎日は飽きるだろうと
この一週間のメニューはニノにお任せ
ニノが用意をするのに潤の元から離れ
俺は潤の隣の席に座った
「それで?お前は何をしたんだ?」
「ん?特に何もしてないよ
勝手に猫がぶつかってきただけ」
「猫?ブルーのことか?」
「そう…あの猫 智さんの猫なんだって?
そのブルーが俺の足にぶつかった時の
二宮さんの焦った顔がスッゲェ可愛くてさぁ」
潤の楽しそうな顔
やっぱり…
相葉も嗅ぎ取ってんだろうなぁ…その気配
「それにしてもお前なんでこんなとこ歩いてたんだ?」
「あぁ、翔くんがここのオムライスが絶品だって言ってたから一度食べておこうと思って
俺の料理が大好きな翔くんが絶品なんて言うからさ、気になるだろ?」
いや、俺が気になるのはお前がいつから『翔くん』呼びしてるかだよ
しかもお前の料理を『大好き』なんて言ってない
美味いって褒めてるだけだからな?
ほんとコイツは気が抜けねぇ…
「ごめんね、大野さん」
トレーに乗ったキーマカレーとドリンクをニノがカウンターに置いた
「ん?」
「ブルーのことちゃんと見てなくて…
ランチ前に様子見に行った時に
部屋のドアをちゃんと閉めなかったみたいで
ブルーがついて来てたんだ
それに気付かないでオープンのプレート下げようとドアを開けた瞬間
ブルーが飛び出して、店の前に立ってた松本さんに激突したの」
なるほど…だから潤は何もしてないって言ったのか
ただその視線はいつもの幸せそうなものではなく
ジトっと睨みつけるようなもの
その視線の先には楽しそうに話しをするニノと潤
あ〜、ニノって潤の好みのタイプかも…
特に見た目だけで言えば どストライクじゃないか?
しかもニノにしては珍しく
初対面の人間と屈託のない笑顔で話している
助けられたって言ってたけど そのせいか?
「あ、大野さん 今日のランチはキーマカレーにしといたよ
すぐに用意するね」
翔の大好物がオムライスだと言っても
流石に毎日は飽きるだろうと
この一週間のメニューはニノにお任せ
ニノが用意をするのに潤の元から離れ
俺は潤の隣の席に座った
「それで?お前は何をしたんだ?」
「ん?特に何もしてないよ
勝手に猫がぶつかってきただけ」
「猫?ブルーのことか?」
「そう…あの猫 智さんの猫なんだって?
そのブルーが俺の足にぶつかった時の
二宮さんの焦った顔がスッゲェ可愛くてさぁ」
潤の楽しそうな顔
やっぱり…
相葉も嗅ぎ取ってんだろうなぁ…その気配
「それにしてもお前なんでこんなとこ歩いてたんだ?」
「あぁ、翔くんがここのオムライスが絶品だって言ってたから一度食べておこうと思って
俺の料理が大好きな翔くんが絶品なんて言うからさ、気になるだろ?」
いや、俺が気になるのはお前がいつから『翔くん』呼びしてるかだよ
しかもお前の料理を『大好き』なんて言ってない
美味いって褒めてるだけだからな?
ほんとコイツは気が抜けねぇ…
「ごめんね、大野さん」
トレーに乗ったキーマカレーとドリンクをニノがカウンターに置いた
「ん?」
「ブルーのことちゃんと見てなくて…
ランチ前に様子見に行った時に
部屋のドアをちゃんと閉めなかったみたいで
ブルーがついて来てたんだ
それに気付かないでオープンのプレート下げようとドアを開けた瞬間
ブルーが飛び出して、店の前に立ってた松本さんに激突したの」
なるほど…だから潤は何もしてないって言ったのか
