
take a breather
第9章 Calling
もっとイチャイチャしたいけど
サラリーマンの昼休みは1時間しかないわけで…
メシを食ってブルーに別れを告げ店に戻る
カウンター席にはまだ潤と相葉が座っていた
「ご馳走さまでした」
翔がニノに声を掛けてトレーをカウンターに置いた
「あ、もう帰る時間?」
「はい。また来るまでブルーの事、よろしくお願いします」
「うん、今度はちゃんと見てるからね」
「潤、まだ帰らないのか?」
もう1時間以上いるよな
「もう帰るよ、俺も仕込みしないといけないし
二宮さんと料理の話してたら ついつい盛り上がっちゃって」
ふたりとも料理人だから話が合ったのか
潤は椅子から立ち上がるとニノに笑顔を向ける
「今度は4人でウチの店に来てよ
旨いもの食わせるから」
「是非行かせて貰うよ
ね?雅紀」
「うん!」
微笑み合うふたり
仲直り出来たみたいで良かった
「じゃあニノ、ごちそうさん」
ランチ代を支払い 4人で店を後にする
「よかったな、相葉…
ニノに許して貰えたみたいで」
「俺の気持ち ちゃんと伝えましたから」
自信満々の笑みを浮かべる相葉に対し
「あれじゃあ 許さない訳にいかないよなぁ…」
苦笑いをする潤
「あれじゃ、って?」
「この人、ずーっと二宮さんの後ついて歩いて『ごめんなさい』と『愛してる』の繰り返し…
二宮さんが『みっともないからやめろっ』って言っても
『許してくれるまでやめない』って…」
相葉ならやるな…
ニノに気持ちを伝える為なら
躊躇うことなくそれくらいやるだろう
「そのうち 突然二宮さんが吹き出して
『もうわかったよ』って…
二宮さんの事はタイプだと思ったけど
俺にはあの笑顔をさせることは無理そうだから諦めるわ」
翔の時もそうだったけど
人のモノには手を出さないって所はジェントルなんだよなぁ…
「今度 本当に4人で来てよ
それじゃあ…」
片手を上げて颯爽と歩いて行く潤
本当にイケメンだよ、お前。
サラリーマンの昼休みは1時間しかないわけで…
メシを食ってブルーに別れを告げ店に戻る
カウンター席にはまだ潤と相葉が座っていた
「ご馳走さまでした」
翔がニノに声を掛けてトレーをカウンターに置いた
「あ、もう帰る時間?」
「はい。また来るまでブルーの事、よろしくお願いします」
「うん、今度はちゃんと見てるからね」
「潤、まだ帰らないのか?」
もう1時間以上いるよな
「もう帰るよ、俺も仕込みしないといけないし
二宮さんと料理の話してたら ついつい盛り上がっちゃって」
ふたりとも料理人だから話が合ったのか
潤は椅子から立ち上がるとニノに笑顔を向ける
「今度は4人でウチの店に来てよ
旨いもの食わせるから」
「是非行かせて貰うよ
ね?雅紀」
「うん!」
微笑み合うふたり
仲直り出来たみたいで良かった
「じゃあニノ、ごちそうさん」
ランチ代を支払い 4人で店を後にする
「よかったな、相葉…
ニノに許して貰えたみたいで」
「俺の気持ち ちゃんと伝えましたから」
自信満々の笑みを浮かべる相葉に対し
「あれじゃあ 許さない訳にいかないよなぁ…」
苦笑いをする潤
「あれじゃ、って?」
「この人、ずーっと二宮さんの後ついて歩いて『ごめんなさい』と『愛してる』の繰り返し…
二宮さんが『みっともないからやめろっ』って言っても
『許してくれるまでやめない』って…」
相葉ならやるな…
ニノに気持ちを伝える為なら
躊躇うことなくそれくらいやるだろう
「そのうち 突然二宮さんが吹き出して
『もうわかったよ』って…
二宮さんの事はタイプだと思ったけど
俺にはあの笑顔をさせることは無理そうだから諦めるわ」
翔の時もそうだったけど
人のモノには手を出さないって所はジェントルなんだよなぁ…
「今度 本当に4人で来てよ
それじゃあ…」
片手を上げて颯爽と歩いて行く潤
本当にイケメンだよ、お前。
