
take a breather
第9章 Calling
夕食は買い置きしていた材料でパスタと
トマトを使ってビールのツマミになるサラダを作った
「トマトおいしっ」
翔は俺の作る料理は何でも美味しいと食べてくれる
結婚の必須条件とまではいかないけど
料理の味の好みって一緒に暮らしていくには大切なこと
その点、俺と翔の味の好みは似てると思う
ニノの店のオムライスもそうだし
潤の店の料理も俺が食って旨いと思った直後に翔が『美味しい』と発言することが多い
だからメシに関しては一緒に暮らしていくには問題なし
この一週間の同居生活でほぼストレスを感じてない
感じているとすれば大人の時間が持ててないこと…
その事を翔はどう思っているんだろう
翔にとっても俺にとっても男同士の付き合いは初めての事
それでも俺はなんの躊躇いもなく翔の全てが欲しいと思う
でも翔は?
望んでなかったりする?
今までは女性と付き合ってきて
女性を抱いてきてる
今の感じだと翔が俺を抱くってイメージは湧かないし…
「大野さん、疲れてます?」
「え…」
「ボーッとしてるから」
「あ…ううん、大丈夫」
「そうですか…
この一週間 いつもの生活と違うから疲れちゃったのかと…
自分のペースで生活出来ないって疲れますよね?」
「イヤ、本当に大丈夫だよ
それどころか ふたりのおかげで癒されてる」
笑ってみせると翔もニコッと笑った
「俺も…大野さんとブルーのおかげで毎日が楽しいです」
「そっか…よかった…」
「ずっと続けばいいのに…」
視線を伏せた翔が小さく呟く
「続ける?」
「えっ⁈」
翔が驚いたように顔を上げた
「ずっと続けようか…この生活」
「あ…えと…」
視線を彷徨わせる翔
「嫌?」
「いえっ、嫌じゃない、です…」
トマトを使ってビールのツマミになるサラダを作った
「トマトおいしっ」
翔は俺の作る料理は何でも美味しいと食べてくれる
結婚の必須条件とまではいかないけど
料理の味の好みって一緒に暮らしていくには大切なこと
その点、俺と翔の味の好みは似てると思う
ニノの店のオムライスもそうだし
潤の店の料理も俺が食って旨いと思った直後に翔が『美味しい』と発言することが多い
だからメシに関しては一緒に暮らしていくには問題なし
この一週間の同居生活でほぼストレスを感じてない
感じているとすれば大人の時間が持ててないこと…
その事を翔はどう思っているんだろう
翔にとっても俺にとっても男同士の付き合いは初めての事
それでも俺はなんの躊躇いもなく翔の全てが欲しいと思う
でも翔は?
望んでなかったりする?
今までは女性と付き合ってきて
女性を抱いてきてる
今の感じだと翔が俺を抱くってイメージは湧かないし…
「大野さん、疲れてます?」
「え…」
「ボーッとしてるから」
「あ…ううん、大丈夫」
「そうですか…
この一週間 いつもの生活と違うから疲れちゃったのかと…
自分のペースで生活出来ないって疲れますよね?」
「イヤ、本当に大丈夫だよ
それどころか ふたりのおかげで癒されてる」
笑ってみせると翔もニコッと笑った
「俺も…大野さんとブルーのおかげで毎日が楽しいです」
「そっか…よかった…」
「ずっと続けばいいのに…」
視線を伏せた翔が小さく呟く
「続ける?」
「えっ⁈」
翔が驚いたように顔を上げた
「ずっと続けようか…この生活」
「あ…えと…」
視線を彷徨わせる翔
「嫌?」
「いえっ、嫌じゃない、です…」
