
take a breather
第9章 Calling
その場所を執拗に擦り続ける
「あぁんっ…や、ぁっ…さとしさっ…」
擦る度 嬌声をあげながら体をビクビクと仰け反らせる
指を抜き用意していたゴムを嵌め
多めにジェルを塗ると入口に押し付けた
「ぁ…」
小さな呟き
「いくよ?」
そう声を掛けると翔が目を開き頷いた
グイッと押し込み先が少し入った
「あぁっ…」
翔の体に力が入り、翔の顔の横についていた俺の腕を力強く掴んだ
「痛いか?」
痛みを逃そうとしているのか
ぎゅっと目を閉じ、口を真一文字に結んで
鼻で大きな呼吸を繰り返す
それでも翔は『痛い』とは口にしなかった
この状態で奥に進んでいいものか、悩んでいると
『はぁ…』と口から息を吐き
ふっ、と体から力を抜いた翔が目を開き俺を見つめる
「大、丈夫…です…」
健気な翔に愛しさが増す
その唇にチュっとキスを落とした
「翔…愛してるよ…」
「あ…智さん…」
翔に覆い被さり抱きしめ 少しずつ腰を押し込んでいく
翔の腕が俺の脇の下を通り手が肩を強く握る
「ふ、うっ…」
時折苦しそうな息が漏れ
指先に力が入り 爪が肩に食い込む
翔が感じている痛みはこんなもんじゃ済まないんだよな
苦しませてるのは自分…
そう思うとやめてやるべきか迷うところ
でもいつかは乗り越えなきゃいけない痛みなら中途半端でやめない方が翔の為
その思いだけで行為を続け
ようやく俺の全てが翔のナカに収まった
俺も相当力が入っていたようで
『はぁっ…』と息を吐くと全身から力が抜け
それを感じ取ったのか
強く握っていた翔の手からも力が抜けた
「あぁんっ…や、ぁっ…さとしさっ…」
擦る度 嬌声をあげながら体をビクビクと仰け反らせる
指を抜き用意していたゴムを嵌め
多めにジェルを塗ると入口に押し付けた
「ぁ…」
小さな呟き
「いくよ?」
そう声を掛けると翔が目を開き頷いた
グイッと押し込み先が少し入った
「あぁっ…」
翔の体に力が入り、翔の顔の横についていた俺の腕を力強く掴んだ
「痛いか?」
痛みを逃そうとしているのか
ぎゅっと目を閉じ、口を真一文字に結んで
鼻で大きな呼吸を繰り返す
それでも翔は『痛い』とは口にしなかった
この状態で奥に進んでいいものか、悩んでいると
『はぁ…』と口から息を吐き
ふっ、と体から力を抜いた翔が目を開き俺を見つめる
「大、丈夫…です…」
健気な翔に愛しさが増す
その唇にチュっとキスを落とした
「翔…愛してるよ…」
「あ…智さん…」
翔に覆い被さり抱きしめ 少しずつ腰を押し込んでいく
翔の腕が俺の脇の下を通り手が肩を強く握る
「ふ、うっ…」
時折苦しそうな息が漏れ
指先に力が入り 爪が肩に食い込む
翔が感じている痛みはこんなもんじゃ済まないんだよな
苦しませてるのは自分…
そう思うとやめてやるべきか迷うところ
でもいつかは乗り越えなきゃいけない痛みなら中途半端でやめない方が翔の為
その思いだけで行為を続け
ようやく俺の全てが翔のナカに収まった
俺も相当力が入っていたようで
『はぁっ…』と息を吐くと全身から力が抜け
それを感じ取ったのか
強く握っていた翔の手からも力が抜けた
