take a breather
第10章 Lotus
「ん…」
眼が覚め 瞼を開くと目に飛び込んできたのは蓮の花
ぼーっとした頭で考える…
あれ?ここは極楽浄土?
なんだか やたらと気持ちのいい
幸せな時間を過ごしたような…
背中から覆われる温もりに、チラリと後ろに視線をやれば
智くんが包み込むように抱きしめてくれていた
「あ゛…」
覚醒してくる頭…
夕べのことが次々と思い出される
俺…すげぇ恥ずかしいことしたよね?
はじめての行為にあんな無我夢中になるなんて…
今すぐここから逃げ出したい衝動に駆られたが
俺の腰にしっかりと巻きついてる智くんの腕がそれをさせてくれない
智くんは夕べの俺をどう思ったんだろう…
「ぅんん…しょおちゃ?…おきた?」
「ん…」
恥ずかしくて 智くんの方を見られない…
「どうしたの?そんな顔して」
心配そうな声…
上体を起こした智くんが覗き込むように俺を見る
「…夕べさ…」
そこまで言って言葉が詰まった…
なんて聞けばいい?
どんな質問をしても答えを聞くのが怖い
もし智くんが俺のこと嫌いになってたら…
「夕べ キツかった?体 大丈夫?」
その言葉にソロッと視線を上げると
心配そうな智くんの瞳が俺を見つめてた
「うん…体は大丈夫…」
「…もしかして 後悔してる?」
「…うん…」
あんなに乱れた姿を見せてしまうなんて…
「俺のこと…嫌いになった?」
「えっ⁈」
「はじめてなのに 無理させたから…」
智くんの哀しそうな顔…
「違うよっ!そうじゃなくて…
はじめてなのに 俺があんな姿晒したから
智くん 引いたんじゃないかって…」
一瞬 目を見開き驚きの表情を見せた智くん
「そんなわけないじゃん
俺 大好きって言ったでしょ?」
いつもの ふにゃっとした笑顔を見せてくれた
眼が覚め 瞼を開くと目に飛び込んできたのは蓮の花
ぼーっとした頭で考える…
あれ?ここは極楽浄土?
なんだか やたらと気持ちのいい
幸せな時間を過ごしたような…
背中から覆われる温もりに、チラリと後ろに視線をやれば
智くんが包み込むように抱きしめてくれていた
「あ゛…」
覚醒してくる頭…
夕べのことが次々と思い出される
俺…すげぇ恥ずかしいことしたよね?
はじめての行為にあんな無我夢中になるなんて…
今すぐここから逃げ出したい衝動に駆られたが
俺の腰にしっかりと巻きついてる智くんの腕がそれをさせてくれない
智くんは夕べの俺をどう思ったんだろう…
「ぅんん…しょおちゃ?…おきた?」
「ん…」
恥ずかしくて 智くんの方を見られない…
「どうしたの?そんな顔して」
心配そうな声…
上体を起こした智くんが覗き込むように俺を見る
「…夕べさ…」
そこまで言って言葉が詰まった…
なんて聞けばいい?
どんな質問をしても答えを聞くのが怖い
もし智くんが俺のこと嫌いになってたら…
「夕べ キツかった?体 大丈夫?」
その言葉にソロッと視線を上げると
心配そうな智くんの瞳が俺を見つめてた
「うん…体は大丈夫…」
「…もしかして 後悔してる?」
「…うん…」
あんなに乱れた姿を見せてしまうなんて…
「俺のこと…嫌いになった?」
「えっ⁈」
「はじめてなのに 無理させたから…」
智くんの哀しそうな顔…
「違うよっ!そうじゃなくて…
はじめてなのに 俺があんな姿晒したから
智くん 引いたんじゃないかって…」
一瞬 目を見開き驚きの表情を見せた智くん
「そんなわけないじゃん
俺 大好きって言ったでしょ?」
いつもの ふにゃっとした笑顔を見せてくれた