take a breather
第11章 君のうた
そう思っていたのに…
「ごめんなさい…
まだクラスの方、終わらなくて…」
リハーサルが終わり
松潤が翔に『帰ろう』と声をかけたらそう返事が返ってきた
「待ってようか?」
「いえ、ちょっと時間かかりそうなんです
お待たせしちゃうと申し訳ないんで
今日は先に帰ってください」
「うん…わかった
じゃあ頑張って」
「はい。ありがとうございます
それじゃあ、また明日…」
翔が頭を下げて教室へと戻って行った
「どうする?もう帰る?」
相葉ちゃんがみんなに確認を取る
「そうだな、ウチのクラスは明日の準備出来てるし
楽器運んじゃったから練習も出来ないし」
「帰ろ帰ろ…
明日の為に今日はゆっくり休まないと」
「ニノ…ジジくさい…」
「俺は相葉さんと違って何も考えない子供じゃないんでね
休める時は休むんだよ」
「なんだとぉ〜」
「雅紀…お前が口でニノに勝てる訳ないだろ?
大人しく帰るぞ」
「…はい」
相葉ちゃんが松潤に肩を抱かれ歩き出した
「智…」
「ん?」
「智は翔ちゃんのこと待っててあげなね?」
「え?」
「久しぶりにふたりきりになるチャンスだろ?
兄弟水入らずで帰ったら?」
「あ、うん、そうだな…そうする」
「頑張りなよ?お兄ちゃん」
「ん…」
ニノが前を向いて歩きながら手だけを振って帰って行った
「ごめんなさい…
まだクラスの方、終わらなくて…」
リハーサルが終わり
松潤が翔に『帰ろう』と声をかけたらそう返事が返ってきた
「待ってようか?」
「いえ、ちょっと時間かかりそうなんです
お待たせしちゃうと申し訳ないんで
今日は先に帰ってください」
「うん…わかった
じゃあ頑張って」
「はい。ありがとうございます
それじゃあ、また明日…」
翔が頭を下げて教室へと戻って行った
「どうする?もう帰る?」
相葉ちゃんがみんなに確認を取る
「そうだな、ウチのクラスは明日の準備出来てるし
楽器運んじゃったから練習も出来ないし」
「帰ろ帰ろ…
明日の為に今日はゆっくり休まないと」
「ニノ…ジジくさい…」
「俺は相葉さんと違って何も考えない子供じゃないんでね
休める時は休むんだよ」
「なんだとぉ〜」
「雅紀…お前が口でニノに勝てる訳ないだろ?
大人しく帰るぞ」
「…はい」
相葉ちゃんが松潤に肩を抱かれ歩き出した
「智…」
「ん?」
「智は翔ちゃんのこと待っててあげなね?」
「え?」
「久しぶりにふたりきりになるチャンスだろ?
兄弟水入らずで帰ったら?」
「あ、うん、そうだな…そうする」
「頑張りなよ?お兄ちゃん」
「ん…」
ニノが前を向いて歩きながら手だけを振って帰って行った