take a breather
第11章 君のうた
「あのさぁ…いい加減そのブラコンやめたら?
翔くん誘うのに智の許可は必要ないだろ…
いつまで箱入り弟にしておくんだよ」
ブラコンの次は箱入り弟…
俺のやってることって やっぱり翔を締め付けてる?
でも…
「あの…デート無理です…」
翔が申し訳なさそうに潤に謝った
「翔くんまでそんなこと言って…
智のことなんか気にしなくていいんだよ?」
「いえ、そうじゃなくて
このあと11時からライブですよね?
着替えて準備しないと…」
「あ…そっか…
じゃあ、そのあとデートしよ?
制服でいいからさ」
「潤くん、そのあと俺たちクラスの当番入ってるよ」
「おっ、そうだった…
それならそれ終わってから…」
「すみませ〜ん、お化け屋敷入っていいですかぁ?」
俺たちの後ろから他の生徒の声
「あ、ごめんなさいっ
どうぞ入って?」
「あれ?大野くん?」
「え?ほんとだぁ!可愛い〜」
「マジ、激カワ〜!」
猫娘(?)の正体がバレるとその声に次から次へと人が集まってきた
「これじゃあ 話の続きは無理だね」
「あ〜、残念…
いいさ また誘うチャンスはある
智、今度は邪魔するなよ?」
…邪魔…するだろうな…
松潤だからとかじゃない…誰が誘っても邪魔する
かあちゃんと幼い頃の話をしていて過去の記憶が蘇った
『可愛い 可愛い 翔ちゃん…
ずっとず〜っと 僕のモノ』
そして数日間、翔と距離を置いて思い知った
翔に対する想いは弟に対するものなんかじゃないってことを
可愛い 可愛い 俺の翔…
今までもこれから先も 俺だけのモノ
翔くん誘うのに智の許可は必要ないだろ…
いつまで箱入り弟にしておくんだよ」
ブラコンの次は箱入り弟…
俺のやってることって やっぱり翔を締め付けてる?
でも…
「あの…デート無理です…」
翔が申し訳なさそうに潤に謝った
「翔くんまでそんなこと言って…
智のことなんか気にしなくていいんだよ?」
「いえ、そうじゃなくて
このあと11時からライブですよね?
着替えて準備しないと…」
「あ…そっか…
じゃあ、そのあとデートしよ?
制服でいいからさ」
「潤くん、そのあと俺たちクラスの当番入ってるよ」
「おっ、そうだった…
それならそれ終わってから…」
「すみませ〜ん、お化け屋敷入っていいですかぁ?」
俺たちの後ろから他の生徒の声
「あ、ごめんなさいっ
どうぞ入って?」
「あれ?大野くん?」
「え?ほんとだぁ!可愛い〜」
「マジ、激カワ〜!」
猫娘(?)の正体がバレるとその声に次から次へと人が集まってきた
「これじゃあ 話の続きは無理だね」
「あ〜、残念…
いいさ また誘うチャンスはある
智、今度は邪魔するなよ?」
…邪魔…するだろうな…
松潤だからとかじゃない…誰が誘っても邪魔する
かあちゃんと幼い頃の話をしていて過去の記憶が蘇った
『可愛い 可愛い 翔ちゃん…
ずっとず〜っと 僕のモノ』
そして数日間、翔と距離を置いて思い知った
翔に対する想いは弟に対するものなんかじゃないってことを
可愛い 可愛い 俺の翔…
今までもこれから先も 俺だけのモノ