take a breather
第1章 Now or Never
ローションと一緒に用意しておいたゴムをつけ、その上からローションを塗りたくる。
翔くんの下の口に準備万端の俺のモノを擦り付けた。
早く挿れたいとは思ってたけど、流石にちょっと緊張するな。
それは翔くんも同じみたいだ。
翔くんの顔の脇についた俺の腕をキツく握りしめている。
「翔くん…無理はしないからね?」
翔くんに安心して貰えるように微笑みかけた。
無言で頷き、深呼吸をした翔くん…
ゆっくりと腰を押し進め、先っぽがナカに挿った。
「う"っ…」
苦痛の声が聞こえた。
「痛い?」
翔くんの顔を見ながらそう聞くと、少し顔を歪めて首を横に振る。
「い、たく、ない…」
いや、絶対無理してるでしょ。
「無理しなくていいよ?」
「…無理してないもん」
『ないもん』って…
可愛いんだけどね、やっぱり無理はさせたくないし。
動きが取れなくなった俺を翔くんが恨みがましい目でじっと見る。
「やめないよね?」
「だって痛いでしょ?」
「痛くないってばっ!」
「でも…」
「その程度なの?」
「何が?」
今度は悲しそうな目で見つめてくる。
「智くんの想いは、その程度なの?
俺のことどうしても抱きたいとか思わないの?」
「思うよ!思うけど…翔くんに辛い思いはさせたくない…」
「ならちゃんと最後までしよ?
俺は智くんと繋がりたい…
俺の為に止めるなんて言わないで。
その方が辛いよ」
涙が浮かぶ瞳でそう言われたら、止める理由なんて見つからないよ。
翔くんの下の口に準備万端の俺のモノを擦り付けた。
早く挿れたいとは思ってたけど、流石にちょっと緊張するな。
それは翔くんも同じみたいだ。
翔くんの顔の脇についた俺の腕をキツく握りしめている。
「翔くん…無理はしないからね?」
翔くんに安心して貰えるように微笑みかけた。
無言で頷き、深呼吸をした翔くん…
ゆっくりと腰を押し進め、先っぽがナカに挿った。
「う"っ…」
苦痛の声が聞こえた。
「痛い?」
翔くんの顔を見ながらそう聞くと、少し顔を歪めて首を横に振る。
「い、たく、ない…」
いや、絶対無理してるでしょ。
「無理しなくていいよ?」
「…無理してないもん」
『ないもん』って…
可愛いんだけどね、やっぱり無理はさせたくないし。
動きが取れなくなった俺を翔くんが恨みがましい目でじっと見る。
「やめないよね?」
「だって痛いでしょ?」
「痛くないってばっ!」
「でも…」
「その程度なの?」
「何が?」
今度は悲しそうな目で見つめてくる。
「智くんの想いは、その程度なの?
俺のことどうしても抱きたいとか思わないの?」
「思うよ!思うけど…翔くんに辛い思いはさせたくない…」
「ならちゃんと最後までしよ?
俺は智くんと繋がりたい…
俺の為に止めるなんて言わないで。
その方が辛いよ」
涙が浮かぶ瞳でそう言われたら、止める理由なんて見つからないよ。