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take a breather

第1章 Now or Never

「動いて大丈夫そう?」

「うん、いいよ」

ナカを拡げるように腰を押し付けたまま、グイングインと腰を回した。

「あっ…」

翔くんの背中が仰け反った。

「ごめんっ、痛かった?」

「ううんっ、違うよ…気持ち、よかった、から…」

さっき指で奥を拡げてた時も言ってたな。
どこかにあるのか?気持ちいい場所。

もう一度腰を動かすと翔くんの体が跳ねた。

「あんっ!」

ここか…なんとなくわかったぞ。

今度は腰を引いてソコを狙って打ち込んだ。

「あぁっ…」

翔くんの反応を見て確信した。
同じ所を狙って抽挿を開始する。

「あっ、やっ、さとしくっ…そこ、だ、めっ」

翔くんがシーツを握りしめながら悶えてる。

「なんで?気持ちいいんだろ?」

翔くんのモノ、しっかり勃ち上がってるもんな。

「し、げきが、強す、ぎて…あっ…あっ…」

感じ過ぎちゃうってことか。
こちらとしては嬉しいかぎり。
『駄目』とは言いつつも、表情は恍惚としてるし
身悶えてる姿は絶景だ。

「あっ…んっ…あっ…はぁっ…」

突く度に聴こえる甘い声。
うっすらと瞼が開くと翔くんの手がシーツから離れ、俺に向かって伸びてくる。

「さとっ、しくんっ…」

その手を握りしめベッドに縫い付けた。
腰の動きを速めるとそれに合わせて翔くんの声が切羽詰まってくる。

「あっ…さとっ…くっ…も、ダメっ…」

「俺もっ…イキそっ…」

翔くんのナカの締め付けがキツくなった。
マジ、耐えらんねぇ…
握っていた手を離し、翔くんのモノを握り扱いた。

「あっ…あっ、イっちゃ、ぅっ…」

「んっ…一緒になっ?」

コクコクと首を振り、俺の背中にすがり付くように腕を回す。

最奥に届くように思いっきり突き上げた。

「ああぁっっ…」

弓形に反った翔くんの体。
勢い良く白濁を飛ばすとナカが蠢き出した。

「んぁっ!」

後を追うように俺は翔くんのナカでイった。

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