
take a breather
第13章 Monster
休みの日の2日前、ニノの所へ別荘の鍵を借りに行った
「はい、どうぞ」
俺の手のひらに鍵を置くニノはニヤニヤしてる
「ありがと…」
「で?この一週間どうなの?
甘ったるい生活してんの?」
「甘ったるくなんか…」
…してるか
夕食後は俺が寝るまでソファーに座ってずっとくっついてる
俺も離れたくないと思ってるけど
智くんも常に俺の腰に腕を回してるし…
「顔…紅くなってるけど?
ほんと隠し事出来ないねぇ、翔ちゃんは」
軽く苦笑いされてしまった…
「あんまり毎日ヤってると疲れて仕事に支障きたすから程々にね」
「えっ?疲れる?」
智くんとのまったりとした時間は
疲れを癒してくれてはいるけど疲れることなんか…
「男同士のエッチって大変なんでしょ?
夢の話では翔ちゃんが挿れられる方みたいだし?」
「えぇっ⁈エッチ⁈」
「なんで驚いてんのよ、もうしたんでしょ?」
いや…まだしてない…
タイミング的な問題なのかな…
ふたりの寝る時間は真逆に近いから
あれ以来、一緒にベッドに寝ることもない
寝るとしても明け方、俺が寝てるところに智くんが入ってくるからそういう雰囲気にはならないし…
「へぇ〜、じゃあこの旅行で翔ちゃんはロストバージンなんだ」
「そ、そんなの決めつけるなよっ」
「報告、お待ちしてま〜す」
「だからっ…」
「ほら、早く帰らないと愛しの智くんが心配して待ってんじゃないの?」
「あ…」
「楽しんで来てよ」
「う、ん…じゃあ、また鍵返しに来るから」
「気をつけていってらっしゃい」
ニヤニヤ顔のニノに見送られた…
「はい、どうぞ」
俺の手のひらに鍵を置くニノはニヤニヤしてる
「ありがと…」
「で?この一週間どうなの?
甘ったるい生活してんの?」
「甘ったるくなんか…」
…してるか
夕食後は俺が寝るまでソファーに座ってずっとくっついてる
俺も離れたくないと思ってるけど
智くんも常に俺の腰に腕を回してるし…
「顔…紅くなってるけど?
ほんと隠し事出来ないねぇ、翔ちゃんは」
軽く苦笑いされてしまった…
「あんまり毎日ヤってると疲れて仕事に支障きたすから程々にね」
「えっ?疲れる?」
智くんとのまったりとした時間は
疲れを癒してくれてはいるけど疲れることなんか…
「男同士のエッチって大変なんでしょ?
夢の話では翔ちゃんが挿れられる方みたいだし?」
「えぇっ⁈エッチ⁈」
「なんで驚いてんのよ、もうしたんでしょ?」
いや…まだしてない…
タイミング的な問題なのかな…
ふたりの寝る時間は真逆に近いから
あれ以来、一緒にベッドに寝ることもない
寝るとしても明け方、俺が寝てるところに智くんが入ってくるからそういう雰囲気にはならないし…
「へぇ〜、じゃあこの旅行で翔ちゃんはロストバージンなんだ」
「そ、そんなの決めつけるなよっ」
「報告、お待ちしてま〜す」
「だからっ…」
「ほら、早く帰らないと愛しの智くんが心配して待ってんじゃないの?」
「あ…」
「楽しんで来てよ」
「う、ん…じゃあ、また鍵返しに来るから」
「気をつけていってらっしゃい」
ニヤニヤ顔のニノに見送られた…
